#222 技術と事業をつなぐ“xRL”──研究と経営の「共通認識」を生むフレームワーク
Description
研究や技術が優れていても、事業化につながらない事があるのはなぜか?
今回のゼロワンラジオでは、その根本要因を「xRL(レディネスレベル)」というフレームで解き明かします。
TRL:Technology Readiness Level(技術成熟度)、MRL:Manufacturing Readiness Level(製造成熟度)、Market / Adoption / Social Readiness Level:市場・社会的成熟度など、
複数の“成熟度指標”を用いてプロジェクトを客観的に整理する手法を解説します。
技術を「研究段階」から「市場で活用できる状態」へ導くために、
組織が持つべき視点やコミュニケーションの設計を議論。
研究開発、新規事業、技術経営、産学連携に携わる方に向けて、
技術の価値を“市場で生かす”ためのヒントが詰まったエピソードです。
コンテンツ内容:
・「技術は強いが、市場が弱い」という構造的な課題。
・研究者と経営層の間に必要な“共通指標”
・研究者とビジネス側の「目線合わせ」としての“XRL“
・xRL「〇〇 Readiness Level(成熟度)」の具体例
・課題を数値として可視化する重要性
・xRLがもたらす“対話の解像度”の向上とは
MC#1
合田 ジョージ GEORGE GODA
株式会社ゼロワンブースター代表取締役
MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手との国際アライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造によるデザイン白物家電の商品企画を担当。村田製作所にて、北米向け技術営業、米国半導体ベンダーとの国際アライアンス、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業に携わり、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略策定を実施。スマートフォン広告のIT StartupであるNobot社に参画、Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、同社のKDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定。現在は01Boosterにてコーポレートアクセラレーター・事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアを中心とした国際的な事業創造プラットフォームとエコシステム構築を目指している。日本国内の行政や大学を含む、多数の講演やワークショップ実施の実績あり。
MC#2
上田 夏生 NATSUKI UEDA
大学卒業後、経済産業省に入省。以後、コーポレート・ガバナンス、電力産業、中小企業税制、人事・コンプライアンス、ディープテック・スタートアップ支援、福島復興推進に関する業務に従事。ディープテック・スタートアップ支援に関する業務では、「起業家主導型カーブアウト実践のガイダンス」の策定に向けた研究会運営・ガイダンス作成、ディープテック・スタートアップ支援事業などの研究開発支援事業や起業家支援プログラムの制度設計・運用、ディープテック・スタートアップへの事業開発支援に向けた法的基盤の整備(NEDO法改正)などの業務を担当。一橋大学大学院経営管理研究科経営管理プログラム修了(MBA)。
MC#3
奥田 敦葉 ATSUHA OKUDA
同志社大学を卒業後、新卒で大手物流倉庫会社に総合事務職として入社。日々の在庫管理と現場改善業務を担当し、管理系の改善業務の面白さに魅了される。その後、IT人材系のベンチャー企業に入社し、バックオフィス部門の統括として経理総務業務、業務効率化、新卒教育等に携わる。2022年3月より01Boosterに参画。
URL:https://01booster.co.jp
twitter : https://x.com/01booster
FB : https://www.facebook.com/01booster




