epi.121【マダニ注意報⚠️】 夏の草むらに潜む危険!対処法は?
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今回のお題は【マダニ】
日本では今年、大変危険なウイルスを媒介するマダニによる被害が全国に拡がっているとか。
この回を編集中にも、注意を呼びかけるYahooニュースを目にしました。
山や野原で過ごした日には、親子や友達同士、お互いにマダニチェックをして、安全に夏を愉しんでくださいね。
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IACラボチャンネルVol.302 /サヲトルラジオepi.121【マダニ注意報⚠️】 夏の草むらに潜む危険!対処法は?
マダニは英語ではTick (ティック)といいます。
Tik Tokのティックと同じ発音ですよ☺️
私はこの虫の存在を、カナダに来て始めて知りました。
30年以上も前の話ですが、当時は日本でマダニが話題になることはほとんどなかったと思います。
北米・ヨーロッパではマダニは珍しくはなく、噛まれたという話はよく聞きます。
でも、怖いのは、「ライム病」という厄介な細菌感染症を患ってしまう恐れがあること。
ライムなんて、変わった名前ですよね。
アメリカのライムという街で集団感染があり、この感染症が認識されるようになったからなんだとか。
1975~6年のことだそうですから、まだ最近の話です。
感染症が引き起こす症例は、多岐にわたり、ライム病だと判明するまでに、長い年月を費やしてしまう人も珍しくはありません。
カナダ出身のシンガーソングライター、アヴリル・ラヴィーン(Avril Lavigne)は、2014年にライム病と診断されたことを公表。数ヶ月間寝たきり生活を余儀なくされた壮絶な闘病生活を経験し、公式サイトやメディアでライム病の認知向上を呼びかけています。
とにかく、山で遊んだあとは、一通り目視で身体をチェック!
噛まれて24時間以内に処置すれば、ライム病の心配はほぼないらしいですよ。
発見すると、ギャーとばかりに払い除けたくなりますがグッと我慢!
頭だけ残ってしまって、ますます取り除きにくくなります。
一方、この夏、日本で話題になっているのは、ライム病を引き起こす細菌とは、全く別のウイルス(SFTSー重症熱性血小板減少症候群ーウイルス)です。
こちらのウイルスは、北米では確認されていません。
有効な特効薬はなく、あっという間に重症化しやすいといいますから日本においては、噛まれたとなったら、すぐ病院!自分で除去できたとしても、菌の検査をしてくださいね。
とはいえ、噛まれた事に気づかないこともありますから発熱などの症状にも要注意です。
ライム病の場合は、特徴的な輪っかの紅斑が出るそうですが、でないこともあるそう。
やっぱり嫌な予感があったりしたら、無視しちゃだめですヨ。
豊かな自然の中ですら安心できないなんてとため息をつきつつ.....
ゴマ粒より小さい虫に翻弄されるのが人間という、か弱い生き物だということも忘れてはいけないということなのでしょうね。
マダニ被害に気をつけて、残りの夏も、楽しくお過ごしくださいますように。
#iacラボ #マダニ#ライム病#SFTSウイルス























