スクワットは『深さ』で効果が変わる?ダイエット・筋肥大など目的別に解説
Update: 2025-10-23
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全身を効率よく鍛えられる筋トレ「スクワット」ですが、しゃがむ深さによって使う筋肉は異なり、効果も変わってきます。脚を引き締めたいのか、お尻をキュッと持ち上げたいのか、太ももの筋肉を大きくしたいのか。目的に合わせた深さにする必要があります。正しい深さとフォームのポイントを、パーソナルトレーナー・森 竜次さん監修のもとで解説します。スクワットでお尻に効かせるコツ|トレーナーが教える太ももに頼らない「正解」フォームスクワットの深さは、浅め・標準・深めの3種類があるスクワットの深さは大きく3種類に分けられます。深くしゃがむほど多くの筋肉が動員され、代謝アップやヒップアップ効果が高まります。一方で、浅めのスクワットは初心者でも取り入れやすく、太もも中心の引き締めに適しています。深さのタイプ目安主に使う筋肉浅め(ハーフスクワット)太ももが床と45度程度大腿四頭筋標準(パラレルスクワット)太ももが床と平行大腿四頭筋・ハムストリングス深め(フルスクワット)お尻が膝より少し下大殿筋・ハムストリングス「深さ」で変わる、スクワットの効果スクワットの深さが違うことで、「動かす筋肉」が変わり、効果が変わってきます。深くしゃがむほど筋活動量が増えるフルスクワットのように深くしゃがむ動作では、大殿筋や太ももの裏側(ハムストリングス)までしっかり働きます。筋肉量の多い部位を動かすことで、運動中だけでなく、運動後もエネルギー消費が続きやすくなります(*)。つまり、同じ回数でも深くしゃがむ方が代謝を高めやすいのです。*参考:国立健康・栄養研究所「運動とエネルギー代謝」深~くしゃがむ「フルスクワット」。脚・お尻の引き締め&基礎代謝アップに浅めスクワットはフォーム習得と継続に向く筋トレ初心者や膝や腰に不安がある人は、浅めのハーフスクワットから始めるのが安全です。深くしゃがもうとすると腰や膝に負担がかかる場合があるため、最初は無理をせず正しいフォームを優先しましょう。上体をまっすぐ保ち、膝がつま先より前に出ないよう意識すると、下半身全体をバランスよく使えます。
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