「ナイメヘンが日本人選手獲得検討「あまりにも…」佐野航大の後釜に川崎MF浮上」　　日本代表FW小川航基、MF佐野航大、FW塩貝健人ら擁するオランダ1部NECナイメヘンが、日本人選手の獲得に向かっている模様。同クラブの幹部が獲得する選手の条件を語っているが、一部ではMF三笘薫所属のブライトンやDF板倉滉所属のアヤックスからの関心が取りざたされている佐野の後釜として、川崎フロンターレ所属のU20日本代表MF大関友翔が挙がっている。　オランダ『Trouw』が10月27日に伝えたところによると、ナイメヘンはさらなる日本人選手の獲得を検討。同クラブのカルロス・アルバースTD（テクニカルディレクター）は「日本文化ではリスペクトがかなり重視される。日本人選手とはより頻繁に話し合い、彼らの雰囲気を掴むようにしている」と自身の取り組みを語った上で、「あまりにも内向的すぎる選手は、適応にかなり時間がかかる」などと、獲得する選手の条件の一部を明かしたという。　現在、ナイメヘンに所属する日本人選手では塩貝に内向的な傾向が強い模様。同TDは「彼のような選手には、チーム内に他の日本人選手がいることが大きな助けになる。一緒に食事をしたり、ドイツのデュッセルドルフにある大きな日本人コミュニティを訪れるなど、ここでの生活に慣れるための取り組みを行っている」と説明したという。　ナイメヘン所属の日本人選手では、佐野にアヤックス、PSV、フェイエノールト、それにドイツ、イングランド、フランス、スペイン国内クラブからの関心が報じられている。また、ブライトン、アストン・ヴィラ、ドイツ国内クラブのスカウト陣がナイメヘンの公式戦を視察。オランダ『Rood Groen Zwart』は9月時点で「ナイメヘンは2026年夏、佐野の獲得を狙うクラブに2,000万ポンド（約40億円）を要求する可能性がある」と報じたほか、ブライトンが同選手の獲得に動く可能性もあわせて伝えている。　一方、オランダメディア『huiskamerscout』のジャーナリストであり、日本サッカーに精通しているヘラルド氏は、2025年8月の時点で「大関はナイメヘンで佐野航大の後継者になり得る」とリポート。U20日本代表の一員としてFIFA U20ワールドカップに参戦した有望株の名前を挙げているが、同選手にはバルセロナからの関心も報じられている。