広告を使わずにできる売上アップ事例を紹介!【EC・ネットショップ】
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今回ゲスト、合同会社いちる 松清 将行 氏は、全国で通販の経営•マーケティング支援を行っている唯一無二のD2C•CRM専門コンサルタント。スタートアップから年商50億までの単品通販、D2C企業を中心に、130社以上をご支援されています。
引き続き、松清氏に『通販で大事なこと』についてお伺いしました!
▽思い切ってやるためにはどういう考え方をすればいいですか?
今は芸能人が本当に商品を愛用して、且つテレビの情報番組に実際取り上げられるようにし、それをコンテンツに使うという形なので、まずはお客様が衝動買いに導くような強いコンテンツを作っていくことが大事です。
また、ダイレクトレスポンスマーケティングでキャッチコピーの考え方が大事な要素になりますが、セールスマーケティングはキャッチコピーだけでなく、次に何を言うか考えたり、消費者が買わない理由を潰したり、様々なそこの必要な要素・コンテンツ及びそれにコピーを合わせていったりします。そして更にオファーを乗せて消費者が最終的に買っても損をしない商品に最低限しておかなければいけません。
代理店やメディアさんにばかり依頼せずに、それを自社で広告を回して記事LPなど作り出すと分かってきます。これを変えるだけでCPVが上がった、LTVも上がった、という事が私のクライアントさんでも出てきて、やれば本当に見つかるんだということを実感しました。
▽今まで代理店などに頼んでいたものを、急に自分たちでしなければいけなくなった場合、出来るようにするにはどうすればいいですか?
そこで一番大事なのは経営者だと思います。社長さんが今の状況、これからの状況を考えた時に何が必要か、どういうものをレベルアップしなければいけないか、その意識改革をしなければいけません。そして、それを身につけるための行動をしていかなければいけません。ある意味私みたいなコピーライターの経験がある人を勉強会に呼んでもらうのもいいと思います。そこを徹底的にやるという意思決定をしてやり続けることが大事です。SNSもそうだと思いますが、少しだけやっても上手くいくはずがありません。
▽やはりチェック、アクションは大事ですか?
他社でやっていて良いと思うものは、とりあえずすぐやってほしいです。考えるよりも行動してその結果を見た上で自分たちで次を考える。当たり外れはありますが当たったらラッキーという考え方です。このWeb業界はそういうちょっとした事で変われるのは確実です。
またそればかりになるのではなく、商品と広告が他社に比べてどうなのか、冷静になってそれ以外の強みをどう活かしていこうか、表現をどう評価するかを考えてほしいです。
両方大事ですが本質的な事や労力のかかる事は後回しにしないことです。
これからECを立ち上げる会社、ECで苦労されている会社は沢山あると思いますが、自分のモールだけしか知らない、自社ECでも同じやり方しかやっていないという会社は相当多いと思います。
ネットショッピングECにおいても色んなビジネスモデルが本当に多々ありますので、そこは色々なモデルをまずは知ってもらいたいです。私のクライアントさんを見ていると、チャレンジして試行錯誤している会社さんの方が上手くいっています。
その時にやはり意思決定、覚悟とある程度のちょっとしたお金は絶対要ります。ものによりますが数百万くらいのレベルです。あとはやる事の期間を半年〜1年見る。それを決めてやる。どれをやるかを考えて色々テストしてもらってEC未来を作ってもらいたいです。
小さくてもいいので自社ECサイトを作って、モールと両方走らせてみてどうなのかというのは1度やってみてほしいです。
▽「Temu」や「SHEIN」は日本に影響があると思いますか?
今は影響がないかもしれませんが、値段や商品の選定、サービスなど改善してくるはずです。
皆さんに聞くと、ほとんど原価くらいの値段で売っているのでどうにもならない、戦えないとおっしゃいます。
単純に広告を沢山出して接点を増やせば流通の規模を大きくできます。そうなるとその商品を使う人たちが多くなり、それなりの品質とそれなりのサービスでリピートすることになるので、そういうところに負けないように、今から頑張らないといけません。
今回の対談が発想の転換の機会になればと思っています。
D2C(DtoC)、単品通販のCRM改善にお悩みの企業様のご参考になるかと思います!
それでは松清氏流『通販で大事なこと』についてぜひお楽しみください!