🌸516:割り引く?割り込む?“割り〇〇”の日本語表現4つ!〈日本語聴解 일본어 Japanese Podcast〉
Description
「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。
① いろいろな日本語をわかりやすく説明します
② JLPT N3くらいを勉強している人に役立ちます
③ 忙しい人にもぴったり!
【Kindle】https://jpnteachermiwa.my.canva.site/kindle
【台本/Script】
今日は、「割り」から始まる言葉をご紹介します。「割る」という動詞には、「分ける」という意味があります。この「分ける」というイメージがもとになっている様々な言葉があります。今日は、「割り引く」「割り込む」「割り切る」「割り出す」の4つの動詞をご紹介します。
こんにちは。今日は11月28日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。
まずは、日常でもよく使われる「割り引く」からご紹介します。「引く」には「減らす」という意味もあります。「割り引く」は、決まった値段から少し安くするという意味です。たとえば、「この商品は、夕方になると100円割り引かれます。」というように使います。「割引」という名詞も、よく使われます。
次は、「割り込む」です。これは、これは良くない言葉ですね。「急に無理に入ろうとする」という意味で、二つの場面で使われます。一つ目は、長く並んでいる列に、順番を守らず途中から入ることです。たとえば、「並んでいる列に、急に知らない人が割り込んできたので、とても嫌な気持ちになりました。」というように使います。もう一つは、人が話しているところに、勝手に会話に入っていくことです。たとえば、「友達と話しているとき、弟が急に割り込んできたので、話が途中で止まってしまいました。」というように使います。
そして、「割り切る」です。これは、複雑な気持ちを整理して、はっきりと行動を決めるという意味です。たとえば、「これは嫌なことだけど、仕事だから割り切る」と言えば、「やらなければいけないことは、もう悩むのをやめてちゃんと仕事をする」ということです。
最後は、「割り出す」です。これは、二つ意味があります。一つ目の意味は、計算をして、答えを見つけることです。たとえば、「今日のテストの点数から、クラスの平均点を割り出す。」というように使います。もう一つは、集めた情報から、本当のことを見つけるという意味です。たとえば、「古いメモが出てきて、犯人が誰なのかを割り出すことができた。」というように、なぞを解くような場面でも使われます。
さて、今日のポッドキャストはいかがでしたか?今日ご紹介した言葉は、日常生活でもよく使われます。ぜひ、皆さんも使ってくださいね。
ここでお知らせがあります。来月12月からは、このポッドキャストは、火曜日、木曜日、土曜日の週3回にさせていただきます。少し少なくなりますが、過去のものもたくさんあります。ぜひ聞いてみてください。
では、ここで問題です!
次のうち、「割り切る」の使い方として正しいものはどれですか。
1. 同僚の意見は、他人だと割り切って気にしなかった
2. 古い日記を読んで、犯人が誰なのかを割り切ることができた
3. 並んでいる列に、順番を守らず割り切った
もう一度、問題を言います。答えは「1. 同僚の意見は、他人だと割り切って気にしなかった」です。
今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎日お送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね!
【自己紹介】
こんにちは!みわです。北海道に住んでいます。私はOnlineで日本語を教えている日本語の先生です。Xもしています。これからもこのPodcastを聞いてくれたら嬉しいです。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください!
【X】
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🌸100:10 0回目記念!みわの自己紹介〈日本語聴解Japanese Podcast〉
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