🌸517:ぎくっ?ぞっと?「こわい」だけじゃない!いろいろな表現〈日本語聴解 일본어 Japanese Podcast〉
Description
「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。
① いろいろな日本語をわかりやすく説明します
② JLPT N3くらいを勉強している人に役立ちます
③ 忙しい人にもぴったり!
【Kindle】https://jpnteachermiwa.my.canva.site/kindle
【台本/Script】
皆さんは、「怖い」という気持ちを、いろいろな言葉で伝えられますか?日本語には、体がどう動くか、心がどう感じるか、怖さを伝える言葉がたくさんあります。今日は、急に驚く「ぎくっ」から、体が震える「ぶるぶる」までご紹介します。
こんにちは。今日は11月29日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。
まず1つ目は、「ぎくっ」です。「ぎくっ」は、予期しないことに驚いて、一瞬体が動かなくなる様子を表します。例えば、「お母さんに『宿題やった?』と聞かれて、ぎくっとした」というように使います。これは、少し悪いことをしていて、「怒られるかな?」と心配になるようなときによく使われる言葉です。
次は「ぞっと」です。これは、急にとても怖くなる様子を表します。背中から冷たいものが広がるような感覚です。例えば、「誰もいないはずなのに、ドアの向こうから声が聞こえてきて、ぞっとした。」というように使います。強い恐怖や気持ち悪いと感じるときに使うことが多い言葉です。
次に「こわごわ」です。これは怖いと思いながら、何かをする様子を表します。例えば、「高いビルの上から、こわごわと下を見てみた。」というように使います。これは、「怖いけど、やる」という、恐怖を抱きながら進む様子を伝えます。
そして、「びくびく」です。これは悪いことが起きるのではないかと恐れている様子を表します。例えば、「社長に怒られるかもしれないと、びくびくしながら部屋に入った。」というように使います。自信がない様子や、恐れている気持ちがこの言葉からよく分かります。
最後は「ぶるぶる」です。これは、寒さや強い恐怖、緊張のために、体全体が細かく震える様子です。例えば、「目の前に大きくて怖い人がいて、体がぶるぶる震えた。」というように使います。体全体が止まらないような、大きな震えを表現します。
さて、今日の「怖い」を表す言葉はいかがでしたか?「怖い」という一つの気持ちでも、「ぎくっ」「ぞっと」「こわごわ」「びくびく」「ぶるぶる」とたくさんの表現がありましたね。怖いと感じたときに、ぜひ使ってみてください。
ここでお知らせがあります。来月12月からは、このポッドキャストは、火曜日、木曜日、土曜日の週3回にさせていただきます。少し少なくなりますが、過去のものもたくさんあります。ぜひ聞いてみてください。
では、ここで問題です!
「びくびく」の意味として、最も近いものはどれでしょうか?
1. 強い恐怖で体全体が震える様子
2. 悪いことが起こるのではないかと、恐れている様子
3. 急にとても怖くなり、背中が冷たくなる感覚
もう一度、問題を言います。答えは「2. 悪いことが起こるのではないかと、恐れている様子」です。
今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎日お送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね!
【自己紹介】
こんにちは!みわです。北海道に住んでいます。私はOnlineで日本語を教えている日本語の先生です。Xもしています。これからもこのPodcastを聞いてくれたら嬉しいです。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください!
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🌸100:10 0回目記念!みわの自己紹介〈日本語聴解Japanese Podcast〉
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