「J1昇格逃すも…サガン鳥栖の待遇改善が話題！サガンティーナ募集で…」　　サガン鳥栖は1年でのJ1復帰を逃したなか、ガールズユニット「サガンティーナ」の2026メンバーを募集。ホームゲーム等に出演するメンバーに対する待遇面の改善がファン・サポーター等の間で話題になっている。　鳥栖は11月26日、公式サイトにサガンティーナの募集要項を掲載。応募資格は「18歳以上（高校生不可）（ただし2026年3月高校卒業者は応募可）」「サガン鳥栖を応援し、佐賀県を愛する女性」「サガン鳥栖主催全試合の活動を優先できる方」「人前で表現することが好きな方（ダンス未経験者可）」「イベント企画、盛り上げることが好きな方「企業のキャンペーンガールや他の団体に所属していない方」「週2回（水金19:30 ～21:30 鳥栖市内）の練習に参加ができる方」、活動期間は2026年1月から同年6月までとなっている。　そのサガンティーナへの待遇について、クラブは「チームユニフォーム一式貸与」「ホームゲーム、イベント出演謝金支給」と説明。2025シーズンまでは交通費のみの支給だっただけに、J1昇格を逃したとはいえクラブ側の改善はあったとみられる。　鳥栖はJ1復帰を逃した厳しい状況下にありながらも、地域とのつながりを絶やさず、クラブの価値を高める取り組みを継続している。今回のサガンティーナ募集は、その象徴的な一歩とも言える。待遇面の改善はまだ道半ばであるかもしれないが、それでもクラブがこれまでよりも真摯に出演者の役割と負担に向き合おうとする姿勢がうかがえる。　ピッチでのパフォーマンスや成績のみならず、クラブを取り巻く環境づくりや地域活性化に向けた取り組みが今後さらに実を結ぶかどうかは、こうした小さな変化を積み重ねられるかにかかっている。鳥栖に関わるすべての人々が、この改善をクラブ再建への契機として前向きに捉えられるかが問われている。