「川崎フロンターレ、三浦颯太に海外移籍報道！移籍金ゼロの可能性も」　　川崎フロンターレ所属の日本代表DF三浦颯太に、海外移籍の可能性が再び浮上。FW前田大然、MF旗手怜央ら擁するスコットランド1部セルティックのライバルクラブであるレンジャーズが移籍先候補に挙がっているという。　海外メディア『レンジャーズジャーナル』は11月22日、三浦を「レンジャーズへの移籍が可能なJリーガー」としてクローズアップ。「三浦はイナズマのように速い。卓越したスピードの持ち主である。Jリーグのサイドバックの中でアシスト数が突出している。ポゼッションを重視するチームでプレーする選手としては素晴らしい。空中戦での勝負強さも兼ね備えている」と評している。　一方で同メディアは「三浦の市場価値は85万ポンド（約1億7,400万円）である。川崎との契約は2026年1月までであり、（2月以降の獲得ならば）移籍金はゼロである」とリポート。レンジャーズの動き、交渉やオファーの有無には触れていないものの、フリーで流出の可能性があるとみられる。　三浦には以前にも海外移籍の可能性が取りざたされていた。スウェーデンの移籍市場に精通しているダニエル氏は、2025年7月に「スウェーデン1部AIKは、三浦を獲得する寸前だった」と報道。「川崎があまりにも高額な移籍金を設定したため」と移籍破談の理由も伝えたが、川崎の要求額は明らかになっていない。　三浦の去就は、過去にスウェーデン移籍が破談となった経緯を含め、クラブと選手双方の思惑が交錯する複雑な局面に差しかかっている。契約満了後には移籍金ゼロでの流出が可能になる一方、欧州クラブから具体的な関心が示されれば、選手側がステップアップを考慮することも自然な流れだろう。川崎としては戦力維持とビジネス判断のバランスが問われ、同選手にとってはキャリアの転機となり得る重要な選択となる。今後の交渉の進展が注目される。