「ガンバ大阪、ポヤトス監督に今季限りで退任の可能性！ヴィッセル神戸戦後に…」　　ガンバ大阪は11月9日に行われた明治安田J1リーグで、ヴィッセル神戸に1-1と引き分け。すでにJ1残留が確定しているが、ダニエル・ポヤトス監督に今季限りで退任の可能性があるとみられる。　クラブ公式サイトによると、ポヤトス監督は試合後に「非常に残念なゲームになってしまったと思っています」と、神戸戦での引き分けを悔やんだ一方で、「選手たちはしっかりとやってくれましたし、良い雰囲気をを醸し出して、ファンと共に試合を作ってくたと思っていますし、全ての人が今日の試合を楽しんでくれたのかなと思っています」と前向きなコメントも残している。　また、指揮官は「私が就任した際にはこのような試合ができないチームだったと思っています。皆さんが悲しみに満ちた日々だったところを、この様な試合にはなかなか対抗できなかったんですけれども、今は生まれ変わって違うチームになったと思っていますし、私たち全員で作り上げてきたものは、どんなピッチでも、どんな相手でもしっかりと戦える集団になったなと思っています」と発言。就任1年目の2023シーズンから今季までを振り返るようなコメントを残しているだけに、今季限りで退任の可能性があると考えられる。　ポヤトス氏はエスパニョールやレアル・マドリード下部組織の監督を務めた実績の持ち主。2021年から2シーズンにわたり徳島ヴォルティスを率いた後、2023年からG大阪を指揮。就任1年目はJ1残留争いに巻き込まれたものの、2024シーズンはJ1で4位、天皇杯で準優勝と好成績を残していた。　ポヤトス監督が築き上げたものは、多くのG大阪サポーターから支持を得ている。それだけに、たとえ今季限りで退任するとしても、指揮官の功績はチームの未来に確実に根を下ろすだろう。G大阪が次のステージへ進む上で、ポヤトス監督がもたらした理念をいかに継承できるかが問われるはずだ。