「セルティック前田大然が世界1位に！元横浜FMポステコグルー再招聘で更に覚醒も」　　日本代表MF旗手怜央ら擁するセルティックは10月28日、ブレンダン・ロジャーズ監督を解任しているが、その裏で日本代表FW前田大然がスプリント回数で世界1位の記録をマーク。クラブが元横浜F・マリノス指揮官であるアンジェ・ポステコグルー氏を再び招聘する場合、同選手の持ち味である守備時のハードワークがさらに活きるかもしれない。　国際サッカー連盟（FIFA）の関連調査機関である『CIESフットボール・オブザーバトリー（スポーツ国際研究センター）』は10月28日、欧州5大リーグを含めた全世界のリーグを対象に、2024年度の「ボール非保持時の30分ごとのスプリント回数」を公表。前田はスコットランド1部リーグ戦で平均「13.89」回のスプリントを記録し、1位に輝いている。　その前田に続き、FWドミニク・ソランケ（トッテナム・ホットスパー）が12.51回で2位に。MFアンソニー・ゴードン（ニューカッスル）が12.08回で3位に食い込んでいるほか、MF三笘薫のチームメイトであるFWヤンクバ・ミンテ（ブライトン）も11.51回で5位にランクインしている。　前田はかつて2020年8月から2021年12月まで横浜FMに在籍。当時横浜FMを率いていたポステコグルー監督から高く評価されると、2021シーズン終了後にセルティックへ移籍。再びオーストラリア人指揮官のもと主力選手として活躍し、スコットランド1部リーグをはじめ複数のタイトルを獲得している。　前田の圧倒的なスプリント回数は、現代サッカーにおいて必要不可欠な「攻守の切り替えの速さ」を体現するものだ。ポステコグルー氏が再びセルティックの指揮を執ることになれば、その献身的なプレッシングと高い運動量は、より一層必要とされるだろう。データが示す通り、前田のハードワークは世界最高水準に達しており、今後の戦術次第ではさらに輝きを増す可能性もある。