「清水エスパルス退団・乾貴士の移籍先は？秋葉忠宏前監督への発言が話題」　　清水エスパルス所属の元日本代表MF乾貴士は、契約満了により今季限りで退団。12月14日には、古巣セレッソ大阪のホームスタジアムに凱旋し、元日本代表FW柿谷曜一朗の引退試合でプレーした。その乾は自身の去就について、秋葉忠宏前清水監督と言葉を交わしていた模様。藤枝MYFCの監督に就任した槙野智章氏（サンフレッチェ広島、浦和レッズ、ヴィッセル神戸OB）のラブコールにも注目が集まっている。　12月14日に放送されたスポーツ番組『KICK OFF! SHIZUOKA』（静岡第一テレビ）では、清水の2025シーズン最終戦などの模様が特集されたほか、秋葉前監督が城彰二氏とスタジオ生トークを繰り広げている。そんな秋葉前監督に対して、乾は「お互い就職活動頑張りましょう」とメッセージを送っているが、このコメントを踏まえると、同選手は少なくとも12月上旬の時点では他クラブからオファーが届いていないとみられる。　現在37歳の乾は、横浜F・マリノス、セレッソ大阪やアイントラハト・フランクフルト、エイバルなどドイツ、スペイン国内の複数クラブに在籍。2022シーズン途中にC大阪を退団した後は、ファジアーノ岡山のトレーニングに参加した上で同年7月に清水へ加入していた。　その清水では加入1年目にJ2降格という屈辱を味わったが、2023シーズンはJ2リーグ戦32試合の出場で10ゴールをマーク。2024シーズンも5ゴールを挙げてJ1昇格に貢献し、今季もJ1リーグ戦38試合の出場で2ゴール2アシストと結果を残していた。　そんな乾の移籍先候補のひとつとして考えられるのは藤枝。同クラブの新監督である槙野氏は、12月12日放送のスポーツ番組『スポーツパラダイス』（静岡朝日テレビ）に出演。「乾選手、よく一緒にやってますし、プレースタイルもわかってますから、一緒にできたらいいなと思っています」と、日本代表でチームメイトだったドリブラーの獲得を望んでいるものとみられる。