「早くも争奪戦？W杯チケット24時間で500万件の申し込みがFIFAに殺到」　　2026年に開催される北中米ワールドカップ（W杯）は、現地12月5日に開催されたグループステージの組み合わせ抽選会を受けて、大会序盤の対戦カードが正式に決定した。それにより、現地での観戦を希望するサポーターたちの期待感は最高潮に達している。チケット確保に向けた世界的な動きが本格化する中、販売開始直後の驚異的な数字が明らかになった。　UAEメディア『Gulf News』は、W杯チケット販売の凄まじい反響について報じている。同メディアによると、国際サッカー連盟（FIFA）はチケット販売の受付を開始してから「最初の24時間で500万件を超える申し込みを受けた」ことを公式に確認したという。FIFAは12月12日夜に声明を発表し、受付初日だけで世界200の国と地域から申し込みが殺到したとし、この状況を「驚異的な需要」を記録したものであると説明した。　具体的な申し込み状況を見ると、最も多くのリクエストが寄せられたのは、ホスト国であるアメリカ、メキシコ、カナダの3カ国だった。これに続く形で、コロンビア、イングランド、エクアドル、ブラジル、アルゼンチン、スコットランド、ドイツ、オーストラリア、フランス、そしてパナマからの申し込みが上位を占めているとのことだ。　同メディアは、これまでのところグループステージの試合に最も激しい競争が生まれていると言及しており、特に世界的な強豪国が登場する試合や魅力的な組み合わせが高い人気を集めているとした。　具体的には、コロンビア代表対ポルトガル代表、ブラジル代表対モロッコ代表、メキシコ代表対韓国代表、エクアドル代表対ドイツ代表、スコットランド代表対ブラジル代表のカードが挙げられている。　チケットの申し込み受付は1月13日まで継続される予定だ。締め切り後、FIFAは所定の割り当て枠に基づき、抽選方式によって座席の配分を行うことになっている。