#031 9月16〜22日の暦&「いまこのとき」とつながる
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自らと繋がり、大いなる自然や宇宙との繋がりを感じて、のびのびと、ユニークな私を生きていく。
9月16日から22日の「今週の暦」、そして、「つながるレメディ」では、今週の「いまこのとき」とつながる、を、お届けします。
【今週の暦】
9月16日(月)から9月22日(日)/ 旧暦、葉月十四日から廿日
・17日(火)「白露」末候、七十二候「玄鳥去」
燕が南へ渡っていく時期。燕の長い旅路、その壮大さに思いを馳せます。燕がどのようにして何千キロもの距離を渡るのか、その驚くべき能力と習性とは。
・19日(木)秋の彼岸入り
お彼岸の時期を迎えます。秋分の日を中日にした前後3日間、先祖供養の日とされるこの時期。土地の神様を祀り、豊作を感謝する、21日(土)の「秋の社日(しゃにち)」ついても触れていきます。
・22日(日)二十四節気「秋分」・初候「雷乃収声」
秋分の日。昼と夜の長さがほぼ同じになる頃。雷も静まり、秋の爽やかな空気が流れ始めます。雷と稲の関係、そして「稲妻」「稲光」「雷(神鳴り)」が示す豊作への期待を紐解きます。
【今週の月】
・17日(火)「中秋の名月」・18日(水)「満月」
今週は「中秋の名月」と満月が続く特別な月。名月が満月とは限らないその理由や、平安時代から続くお月見の風習を紹介。「月を見て人を想う」遠く離れていても同じ月を見上げる、白居易の詩から千年の時を経ても変わらない月とその心。
【今週の旬】
紫苑や萩、彼岸花が咲き始め、八千草に虫時雨が響く秋の風景。
【つながるレメディ】
今週の「いまこのとき」に、耳を澄ませてみる。その音、そのバイブレーションを、身体でただ感じる。
そのうちに、心に生じる感覚、感情や想い。ことばや思考になるものもあれば、かたちも輪郭も持たいないものもある。
いまこのときと、わたしがつながる。
「なにか」が、そこにある。
それぞれの「なにか」を、わたしのいまこのとき、を、大事にする。
【参考】
「くらしを楽しむ七十二候」広田千悦子 株式会社アース・スター エンターテイメント 2013
「和暦日々是好日」LUNAWORKS(主宰・高月美樹)2024
国立天文台暦計算室
「日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―」白井 明大・有賀 一広 東邦出版 2012
「現代こよみ読み解き事典」岡田 芳朗 阿久根 末忠 柏書房 1993
「中秋の名月(2024年9月)」国立天文台 2024
「七十二候/玄鳥去」高月美樹 暦生活 2023
「七十二候/雷乃収声」高月美樹 暦生活 2023
「中秋の名月(国立天文台×暦生活)|9月17日」片山真人(国立天文台天文情報センター暦計算室長) 暦生活 2024
壮大な迫力👉「燕のねぐら入り」公益社団法人 日本野鳥の会
「消えゆくツバメをまもろう」公益社団法人 日本野鳥の会