第95回 映画『片思い世界』の魅力と問題点をユルく語り尽します
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taikingとふじもと、2人の音楽マニアが送るポップカルチャー番組「Hello,CULTURE. in Podcast」 今回は当プログラム恒例!坂元裕二脚本映画『片思い世界』特集!(2025/4/8収録)
※注意!本エピソードは『片思い世界』のネタバレを含みます。
当番組では『怪物』『ファーストキス 1ST KISS』に引き続き3度目の特集となる脚本家・坂元裕二作品!監督は『花束みたいな恋をした』以来4年ぶりのタッグとなる土井裕泰。『ファーストキス 1ST KISS』に引き続き2025年は坂元裕二作品がアツい!taiking とふじもとは『片思い世界』をどう見たのか?今回もユルく楽しくとりとめない映画トークをお楽しみください!
トークトピックス
『怪物』『ファーストキス 1ST KISS』に続く坂元裕二作品回!/発表されてから2年近い時間を経て制作/『ファーストキス 1ST KISS』と『片思い世界』は制作順が逆だった?/ネタバレに触れないとなにも語れない映画/近々『名探偵コナン』新作が始まるので早めに劇場で見てほしい/『ファーストキス 1ST KISS』よりは坂元裕二臭さが脱臭されている『片思い世界』/“ネタバラシ”が早い部分に好感を持った/どのタイミングで“幽霊である”ことに気がついた?/違和感が徐々に大きくなる序盤/「なんか死んでそう⋯」と思った杉咲花のシーン/3人が“死んでいる”ことは根幹だが肝の映画ではない/3人のキャスティング、演技のグルーヴを味わう映画!/杉咲花の凄み/美術・スタイリング面の完成度/脚本の粗さ・演出のクサさが後半に大きくなる/映画だから出来る表現に溢れる作品/『ファーストキス 1ST KISS』との対比/映画の座組に『海街diary』を重ねてしまう/広瀬すずの成長を感じられる/3人のバックボーンが語り足りてない?/加害者と被害者遺族のエピソードに強烈に引っかかったふたり/清原果耶が犯人と対峙したかった理由/いわゆる少年法への世間的な潮流を強化する“だけ”の脚本になっていないか?/この問題を提起にするには本作は軽い?/脚本的な流れとしても飲み込みづらい/追いかけ回す描写、車で轢かれる描写への違和感/もう新しい家族がいる西田尚美がそんなことをするか?という飲み込みづらさ/清原果耶が家に帰って来るシーンは“ツカミで勝ってる”/3人でホラー映画を見るシーンの新鮮さ/3人の会話のキラめきやユーモラスさは本作のキモの部分/スタイリングにストーリーを乗せる上手さ/アニメーション業界、新海誠作品を意識してのスタイリング?/『ファーストキス 1ST KISS』も今思えば新海誠っぽい作品?/アニメっぽい演技、アニメっぽい演出に“レイヤーのズレ”を感じた?/『君の名は。』『すずめの戸締まり』っぽい場所/オリジナルの合唱曲『声は風』の演出に感じたエヴァみ/『声は風』の歌詞フレーズや歌メロに感じるRADWIMPSみ/アニメ隆盛の今、オリジナル脚本の実写作品がどう戦うべきか?を提示する作品に/元来の坂元裕二の魅力とは?/『片思い世界』は善性が強すぎる?/なにもかも飲み込んだような『怪物』/杉咲花とお母さんのシーンにグッと来てしまう/言語化できない杉咲花の凄み/杉咲花の演技は『市子』の流れを汲んだもの?/『アンメット』『海に眠るダイヤモンド』をちゃんと見よう/実写版『BLEACH』のルキアルキアした杉咲花/サバサバした芯のあるキャラクターがマッチしていた清原果耶/[Alexandros]『ワタリドリ』のMVに出ていた清原果耶/indigo la End『名前は片思い』のMVに髙石あかりが出ていた/こっちのほうが松村北斗だったのでは?と思ってしまったふじもと/広瀬すずと横浜流星の2人演技にノレなかったふたり/広瀬すずが書いてたノートが未だにあの場にあるのが納得できない/横浜流星の変わり様にノレなかった/横浜流星のエアハグに違和感/『ファーストキス 1ST KISS』におけるソファのシーンと『片思い世界』のリハーサル室のシーンの対比/瞬間最大風速は『ファーストキス 1ST KISS』で全体のまとまりは『片思い世界』?/見栄えのルックや演技の空気感の良さが重要な『片思い世界』をPodcastで語るのは難しい?/“生活は続く”という坂元裕二がずっと描いてきたテーマを極限まで拡大したのが『片思い世界』?/坂元裕二はセカイ系になる?/新海誠『雲のむこう、約束の場所』は逆に坂元裕二っぽい作品?/スーパーカミオカンデは『君の名は。』の聖地である岐阜県飛騨市にある/いい意味でも悪い意味でも浅い科学的根拠が最近の坂元裕二のモード?/これまでの流れを思うと直近2作はSF過ぎる?/マイナスな部分って喋りだしてしまうと楽しいのかもしれない/3人の生活・物語は続く着地に希望を感じた/自分の身近な人が亡くなったとしても、どこかで物語が続いているならいいなと思わせるキッカケの作品に/事前の情報を極力抑えた宣伝の価値/坂元裕二は課題作品/映画の尺ではなくドラマ尺で坂元裕二脚本作品を見たい/『新幹線大爆破』が楽しみなふじもと/『ストレンジャー・シングス』完結が楽しみなtaiking/4月1日から『水曜どうでしょう』の過去作解禁に歓喜したふたり/4月後半は少しおやすみして次回の更新は5月1日!/次回の布袋寅泰特集にはtaikingの“パパ”が登場!/さらにゴールデンウィーク中にはLandmarks特集も!/そして100回記念回も!