DiscoverHello,CULTURE. in Podcast第94回 サザンオールスターズ『THANK YOU SO MUCH』全曲徹底レビュー!
第94回 サザンオールスターズ『THANK YOU SO MUCH』全曲徹底レビュー!

第94回 サザンオールスターズ『THANK YOU SO MUCH』全曲徹底レビュー!

Update: 2025-04-03
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taikingとふじもと、2人の音楽マニアが送るポップカルチャー番組「Hello,CULTURE. in Podcast」 今回はサザンオールスターズ『THANK YOU SO MUCH』特集!

サザンオールスターズが10年ぶりにリリースしたオリジナルアルバム『THANK YOU SO MUCH』。既に各所で話題沸騰、2週連続でオリコンチャート1位を獲得するだけでなく各種音楽関連ランキングで本作、そして本作収録曲の首位獲得が150冠を超えるなど社会現象と言っても良い旋風を巻き起こしている同作について、taikingとふじもとが本番組初となるアルバム1枚レコメンドを敢行!2時間弱に渡り収録曲を1曲ずつつぶさに語り合っております!さらに本作を紐解くために、全100曲に及ぶ本番組オリジナルプレイリスト『サザン「THANK YOU SO MUCH」を紐解く』を制作!番組でも言及する本作のリファレンス元となった楽曲や我々独自の目線からの選曲、さらに収録曲と併せて聞きたいサザン関連曲を網羅するプレイリストです!本番組、そしてこのプレイリストと『THANK YOU SO MUCH』を併せて聞けば、『THANK YOU SO MUCH』の世界が より立体的になること間違いなし!本番組では3度目となるサザン特集、じっくりとお楽しみください!

トークトピックス

初のアルバム特集!/サザン10年ぶりのオリジナルアルバム/本作の裏テーマは「温故知新」と「和洋折衷」?/直近2作との対比/アルバムジャケットとタイトルの対比/本作は“渋さ”が際立つアルバム?/『葡萄』のリッチさと『TYSM』のミニマムさ/既発曲と新曲のギャップ/47年間の蓄積がアルバムのアンビバレントさに繋がっている?/国民的バンド・一大プロジェクト化した近年の歩みと相反する軽やかさ/制作体制の変化を象徴する『悲しみはブギの彼方に』とアルバム曲順/桑田佳祐の歌声の使い分けが顕著?/『恋のブギウギナイト』から始まる意外性/今作のモードを象徴する1曲?/エロティックな楽曲をここで消化するからこそ今作が軽やかな効き心地に?/リファレンスに新旧の洋楽を取り込んだ1曲?/桑田佳祐のローな歌メロ/サザンらしいダサさ/音楽はダサくても良いんだ/『恋のブギウギナイト』と『ジャンヌ・ダルクによろしく』の対比性/パブリックイメージのサザンらしさとは一線を画すロックンロール/人に勧めやすい1曲?/90年代後半のサザンにおけるロック性との比較/シンセのペケペケサウンドが良いエッセンスに?/パリ五輪への接近とセルフボースティング的なライブへの意識変化を示す詞/リリース前からツアーを回っていることが音楽番組への出演にも活きている?/サザンらしい安心感のあるイントロの『桜、ひらり』/シカゴの『If you Leave Me now』を彷彿とする?/エルトン・ジョンのようなあたたかみ/東日本大震災時の楽曲との対比/〈柳暗花明〉というフレーズ/本作のテーマは”過去と未来”?/『幸せのラストダンス』との比較/歌謡や演歌にも肉薄する『暮れゆく街のふたり』/上モノとメロの歌謡・演歌感に対するビートの令和ポップス感/スネアの響き方が今のバンドらしくない?/浅川マキをリファレンス元としてこういう曲が生まれる面白さ/本作は暗い曲と明るい曲の落差が顕著?/アルバム曲が本作のスルメ感を加速させている?/テンションを上げ下げしてくる曲の流れ/ライブ化けが顕著な『盆ギリ恋歌』/アルバム用に練り直されたアレンジ/原由子のコーラスが加わることで増した厚みとサザンらしさ/アルバムに際してミックスを練り直すということの大切さ/『盆ギリ』はキメラみたいな曲?/今作最大の問題作『ごめんね母さん』/ビート先行のトラックと桑田佳祐のウィスパーボイスに感じるビリー・アイリッシュさ/AIを活用したセリフの挿入が制作の革新性を象徴?/徐々に厚くなるサウンドと切り替わるドラムの音色/ホーンを敢えてぶつ切りにするアレンジ/日本の後進アーティストが打ちのめさるようなサウンド/Mステでこの曲を演奏する意義/レトロフューチャー感のある『風のタイムマシンにのって』/松田聖子『青い珊瑚礁』とPerfume『TOKIMEKI LIGHTS』と3曲あわせて聞いてほしい/原由子は元々鎌倉より横浜のイメージがあった?/『鎌倉物語』『鎌倉 On The Beach』に続く3部作?/〈富嶽麗しや〉〈波濤は北斎〉の意外さ/鎌倉の空気感と一致する時代が交差する感覚/桑田佳祐が楽曲制作にあたって影響を受けたバラエティ「集まれ!内村と○○の会」/もう一つの問題作『史上最恐のモンスター』/歌詞のテーマ性に反した言葉遊びの面白さ/ジリジリ厚みを帯びていくサウンドとプログレみたいなキメ/RPGのゲーム音楽のような趣?/『真昼の情景(このせまい野原いっぱい)』との対比/トーキング・ヘッズ「STOP MAKING SENSE」におけるフュージョン感とのリンク/インプットアウトプットが豊か過ぎる桑田佳祐/桑田佳祐のパワーポップ憧れが顕著に現れた『夢の宇宙旅行』/いわゆるサザンらしさとリファレンス元がUKロックというギャップ/〈Iggy Pop〉と〈大谷翔平〉が歌詞に並ぶ衝撃/大谷翔平が登場する理由/夢オチだからこそ登場する桑田佳祐らしくないフレーズ/桑田佳祐は〈銀河〉や〈宇宙〉にこの世ならざるものを重ねがち?/MVにも多数の引用元?/ラテンテイストな『歌えニッポンの空』/他楽曲と比べると少し印象が薄い?/ラテンバンドとしてのサザンオールスターズ/過去のラテン曲と『歌えニッポンの空』を比較してみる/原由子が鎌倉を歌えば桑田佳祐は茅ヶ崎を歌う/やはり80’sっぽいスネアの音色/〈ありがっとう〉が良くも悪くも/『ごめんね母さん』でテンションが上がる方が少数派?/本作1番の話題作『悲しみはブギの彼方に』/デビュー以前から存在していた曲がこのタイミングでリリースされる面白み/半世紀近く経てもこの曲を演奏できることの凄み/リトル・フィートへのオマージュ/桑田佳祐の歌声が当時に回帰?/サビの開放感にサザンらしさを覚える/美空ひばりオマージュが初期作から込められていたことの意外性/『悲しみはブギの彼方に』の流れを踏襲する『ミツコとカンジ』/2025年の新曲には聞こえないレトロ感/The BandやRickie Lee Jonesがリファレンスに?/アントニオ猪木と倍賞美津子をオマージュした別れの歌/『ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)』と『炎のファイター』/プロレス好きとしての桑田佳祐とラブソングの書き手としての桑田佳祐/言葉遣いに宿る初期サザン感/モータウン調の『神様からの贈り物』/桑田佳祐やサザンメンバーがタダの音楽好きである=我々と同じであることを証左する1曲/往年の名曲のタイトルにあふれる歌詞/『夢の宇宙旅行』との対比/〈テレビとおんなじだ!!〉というフレーズの無邪気さ/〈あなたがいなければ〉に共鳴してしまう/過去と未来を繋ぐ普遍のメッセージ/すべての音楽loverに捧げる歌?/〈ニッポンの夜明けは暗い〉というフレーズに感じる現実を見つめる目線/圧巻の締めくくり『Relay~杜の詩』/こういう曲をサザンが歌い続けてくれるという希望/〈自分が居ない世の中 思い遣るような人間であれと〉というフレーズに感じる繋いでいくことの尊さ/0-100ではないディスコミュニケーションを憂う歌/どちらかの揚げ足ではなくその間にこそ未来がある/〈我が身〉に(日本)というルビを振る覚悟/現代的なアプローチをするタダのバラードではないサウンドに驚き/ジョン・レノン『Imagine』やThe Beatles『Strawberry Fields Forever』『In My Life』を彷彿とさせる/〈いつもいつも思ってた〉は早川義夫の『サルビアの花』オマージュ?/サザンを作品で楽しむという面白さ/24年末のリマスターは一聴の価値あり!/本作はラストアルバムになるにしてはあまりにもフレッシュで軽やか/もっと短いスパンでアルバムを作ってほしい/初回特典のロッキンの映像作品について/とにかくライブをやってほしい/人気がありすぎる問題/ロッキンの『神の島遥か国』のディストーションの効いたギターが良かった/今後サザンの野外ライブは見れるのか?/来年古希とは思えない現役感/taikingがライブを見るまでは続けてほしい(?)/サザンとソロが交互になってしまう勿体なさ/サザンは個々の思い入れが好みに如実に出るバンド?/ちゃんと盤が売れている凄み/寡作なアーティストはリリースがお祭りの様相に?/音楽キッズに回帰させてくれるサザンオールスターズ/果たして年末ベスト回ではどの曲がランクインするのか?/ふじもとは4月13日の福岡・みずほPayPayドーム公演に参加!/第2クオーターの振り返り回どうしよう?/来週は映画『片思い世界』特集!

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