「「板倉滉をスタメンから外せ」と批判、アヤックスで先発落ちの危機か」　　オランダ1部エールディビジのアヤックス・アムステルダムは12月11日、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）で、アゼルバイジャン1部のカラバフ戦と対戦し2-4の勝利を収め、今2025/26シーズンのCLリーグフェーズで初勝利を挙げた。アヤックスは試合開始直後と後半開始直後の2度リードを許したが逆転勝利を収めた。　しかし、そんな祝勝ムードの中でもオランダメディア『Football Transfers』は同試合後、アヤックスに所属する日本代表DF板倉滉のパフォーマンスに対する厳しい批判を報じた。　オランダのサッカー番組『Ziggo Sport』のスタジオに出演した元オランダ代表のテオ・ヤンセン氏は「板倉は二度とスタメンに起用すべきではない。板倉をスタメンから外せ、ボール保持時には何も貢献せず、守備面でも極めて脆弱だ」と日本代表DFを批判した。　元ストライカーのビム・キーフト氏も板倉の問題点を指摘。キーフト氏は「板倉の問題は、アヤックスDFヨシップ・シュタロと同じで、彼らを狭いスペースで、自陣ペナルティエリア付近で守備させる必要があるということだ。板倉がこのポジションでうまくプレーできないのは板倉自身のせいではない部分もある。そこに板倉の長所はないからだ。しかし彼はボールさばきができず、それが大きな問題だ」と述べた。　ヤンセン氏はさらに厳しい評価を続けた。「アヤックスがボールを保持しているとき、板倉は立ち止まっているだけだ。悪く言うつもりはないが、それなら私にもできる。これはサッカーではない。彼はまるですべてをはじき返すだけのキーパーのようだ。自分が何をすべきか分かっていない。ボールを受けたら、とにかく早く前に蹴り出すだけだ」と手厳しく批判した。　アヤックスは14日に日本代表FW上田綺世とDF渡辺剛が在籍するフェイエノールトとのデ・クラシケルが行うが、果たして板倉はスタメンの座を維持できるのか、オランダ国内でも高い注目が集まっている。