「日本代表の田中碧はリーズでスタメンを確保した？上田綺世の元同僚がクラブに加入か」　　プレミアリーグのリーズ・ユナイテッドに所属する日本代表MF田中碧は、昨2024/25シーズン、EFLチャンピオンシップ（イングランド2部）で重要な役割を果たし、リーズのプレミアリーグ復帰に貢献した。しかし、今2025/26シーズンは先発の座を確保できていない状況だ。　UKメディア『MOT Forum』は、「最近数週間は田中にとって輝かしい時期となっている。この日本代表は強豪チェルシーとリバプール相手に貴重な勝ち点4を獲得する上で不可欠な存在だった。しかし不思議なことに、リーズのダニエル・ファルケ監督の先発イレブンにおける田中の状況は確固たるものとは程遠い」と伝えている。　同メディアは田中の最近の活躍について、12月4日のチェルシー戦（3-1）での強烈なロングシュートと、7日リバプール戦（3-3）での96分の劇的な同点ゴールを挙げ、「これらの場面は、今シーズン序盤には自信を失いかけていたと報じられていた田中が、影響力と自信を高めていることを象徴している」と評価した。　一方で、同メディアは統計面において、「田中はボールを前進させる能力が際立っている。リーズのスクワッドで、鋭いパスを通す眼力や危険なエリアへボールを運ぶ能力において彼に匹敵できる選手は少ない。しかし、守備面の指標では、特にタックル成功率において短所が明らかになっており、この点でライバルたちはより高い信頼性を提供している」と分析。　また、同メディアはリーズが、セリエAのミランに所属するメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスを1月のレンタル獲得の可能性があると報じている。ヒメネスは2025年2月に日本代表FW上田綺世が所属するオランダ1部エールディビジのフェイエノールトからミランへ移籍した。しかし、ヒメネスは、今シーズンのセリエAで627分のプレー時間を与えられているが0ゴールという結果になっている。　スペインメディア『Fichajes』によると、リーズはヒメネスの獲得において最も熱心な候補クラブとされており、レンタルまたは完全移籍の可能性を模索しているとのことだ。