「ジェルマン因縁…ACLEサンフレッチェ広島戦主審らの行為が波紋！試合後に…」　　AFCチャンピオンズリーグエリート（ACLE）のサンフレッチェ広島対江原（韓国1部）が11月4日、エディオンピースウイング広島で開催。広島がFW加藤陸次樹のゴールもあり1-0で勝利したが、主審らによる試合後の一部行為が波紋を呼んでいる。　この一戦では、オーストラリア出身のケイシー・リサ・レイベルト氏が主審を担当。DF佐々木翔にイエローカード2枚を提示したほか、一部ジャッジの是非が問われるなど、様々な場面で話題になった。　また、元フランス代表FWヴァレール・ジェルマンはマッカーサーFC在籍時の2025年2月、オーストラリア1部リーグ戦でレイベルト主審の一部ジャッジに憤慨。判定を不服として卑猥なジェスチャーで同主審を侮辱すると、オーストラリアサッカー連盟（FFA）から複数試合の出場停止処分を科されると、マッカーサーFC退団に追い込まれた。　ジェルマンの過去でも注目を集めていたレイベルト主審だが、審判団は試合後、ピッチにボールを放置。その時の様子がネット上で拡散されると、ファン・サポーター等から審判団への手厳しい声が飛んでいる。　今回の一件は、単なる一試合の判定問題にとどまらず、審判員の公正性や信頼性をいかに確保するかというサッカー界全体の課題を浮き彫りにした。ピッチ上での判断ミスは避けがたいとしても、審判団の振る舞いや試合後の対応が不適切であれば、その信頼は容易に失われる。　公平な競技環境を守るためには、審判側にも説明責任とプロ意識が求められる。クラブや選手、そして観客が納得できる試合運営のために、今後は審判教育や透明性の向上といった仕組みの見直しが急務だろう。