自分を没頭に追い込むノベーション(1686回)
Description
堀江貴文さんの言葉に、堀江さんのイノベーターとしての人生観を見た気がして、感動しました。
曰く
"没頭が、僕を多くの遊びやビジネスとの出会いに導いた。"
"何をしたいのか、何を求めているのか、自分への問い合わせが完成していないところで動きだしても、動きだした「つもり」で留まってしまう。"
"自分への問い合わせを終えて動きだせば、必ず実になるまで、没頭できるはず。"
"自分を没頭に追いこむ、いい方法がある。「己の決めたルールで動く」ことだ。"
"自分のルールで動いていると、工夫の喜びや、達成感が湧いてくる。 思いがけない縁や、新しい展開も、引き寄せるのだ。"
"楽しいから、やる。好きだから、やる。自分で決めたから、やる! そうやって始めた物事は、人をより高く、刺激に満ちた世界へ、連れて行ってくれるはずだ。"
ここから私は思いました
1、パッションの源に問い合わせる
2、フローに追い込む
3、自分ルールは、実は協調を促進する
1、パッションの源に問い合わせる
自分探しの旅もいいですが、まずは自らに問い合わせをして、そこからの答えを明確に完成させるのだ、というメッセージに感動しました
私がいつもお話ししている、情熱の源に何があるのかを、自らがまずは把握することが大事、ということとてもシナジーがあるなあと思いました
情熱の源は、縦軸にポジティブ、ネガティヴ、そして横軸にオープン、クローズな気持ちを配置すると、四象限ができて、大好きパッション、利他パッション、個性派パッション、そして、成長・脱出パッションがあって
その補助線を頼りに、自らのパッションの源を考えてみるとわかりやすく見えてくるのでは、という考え方です。
誰にでも、どこかに当てはまるパッションの源はあるので、まずは、それがなんだったかを、きちんと思い出して確認しよう、ということかと思いました
普段生活に流されて、忙しすぎて、なかなか忘れがちなので大切なことだと思っています
2、フローに追い込む
没頭と言われているのは、まさに、チクセントミハイさんが言われるところの、フロー状態に突入している、ということと、ほぼ同じなのかと思いました
フローに到達するためには、挑戦軸と、スキル軸があって、どちらかからでも、少しずつ登っていくことで、いつの日か、両方ともに高みに到達した時に
まさに、寝食を忘れながら、そのことだけをずっと考えていて、楽しくて仕方のない、フロー状態、つまりそれが、没頭している状態に到達するということだと思いました
自分をとにかくそこに追い込むのだ、という、堀江さんの強烈なメッセージは、まさに、堀江さんがロケットやさまざまな新しい分野に、挑戦して、誰よりもスキルとノウハウを蓄えられている、堀江さんの生き方そのものだなあと、思いました
そしてそれは一瞬一瞬に輝く、生きがいのある生き方、そのものに結びつくのかもしれないなと思いました
3、自分ルールは、実は協調を促進する
そしてもう一つの強烈なメッセージとしては、自分ルールで生きる、ということを言われていたのにも、まさにイノベーターとしての堀江さんならではだなぁとも思いました
イノベーターは、誰もが見えていない、少し先の未来を見えているので、周囲から反対されることが多くなるのですが、それを跳ね返す自分ルールで生きろ、とは、全てのイノベーターにとって大切な言葉だと思いました
一見、自分ルールで生きると聞くと、協調性や、社会性は?ということを聞かれそうですが
実は、アメリカの 理論生物学者かつ複雑系研究者 Stuart A. Kauffman は、複雑系を提唱していて、誰かが全体を管理しなくても、自然と秩序や協調が立ち上がるという現象、これを「Self-Organization(自己組織化)」として
実は理想的な社会的な構造を生み出す可能性があるということも、思い出しました。アリやハチなんかも、実はそうなのではないかと、思われたりもしますが
人間世界においても、実は、個々が立った方が、全体としての組織構造は保たれるということにもつながるかもしれないなあと思いました
これも私がいつもお話ししている、全世界1世帯あたり一法人化、という世界が出現すれば、誰もが自分のルールで新たな価値を提供しながら、自然とみんなと繋がる、そんな世界を思い描いてしまいました
ということで
一言で言うと
自分を没頭に追い込むノベーション
これがキーになるのかもしれないなと思いました
そんな話をしています^ ^
参考:本: あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる 発行日 2019年6月20日 著者 堀江貴文 発行所 株式会社マガジンハウス























