日本代表戦の同日パナスタ開催を批判!京都開催のJ3・FC大阪戦、閑古鳥で「地域の…」
Update: 2025-10-11
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「日本代表戦の同日パナスタ開催を批判!京都開催のJ3・FC大阪戦、閑古鳥で「地域の…」」 キリンチャレンジカップ2025の日本代表対パラグアイ代表が、10月10日にガンバ大阪のホームスタジアムでもある市立吹田スタジアム(パナソニックスタジアム吹田)で開催。同日にたけびしスタジアム京都(西京極総合運動公園陸上競技場)では、明治安田J3リーグのFC大阪対FC琉球が行われたが、一部で大阪府内での代表戦開催に対する批判が沸き起こっている。 FC大阪対FC琉球では、FC大阪側のスタンドで「代表戦と丸かぶりの大阪府外開催」「これで地域の理解と協力が得られますか?」という横断幕が掲出。FC大阪のホームスタジアムは東大阪市花園ラグビー場であるが、京都府内でのホームゲーム開催となっただけに、一部サポーターが大阪府内での代表戦開催に反発した模様。観客数はアウェイのFC琉球サポーターも含めて1,000人にも満たなかった。 一方、市立吹田スタジアムで開催された日本代表戦はチケット完売。およそ34,000人のファンが来場したが、日本はMF遠藤航(リバプール)、MF守田英正(スポルティングCP)、MF三笘薫(ブライトン)ら一部主力選手を欠いていたこともあり苦戦。後半アディショナルタイムにFW上田綺世(フェイエノールト)がゴールネットを揺らして引き分けに持ち込んだが、試合内容は芳しくなかった。 今回、日本代表戦と一部Jリーグクラブの試合日に重なったことで、サッカー界全体の調整不足と構造的な課題が明らかになった。日本代表の試合は確かに多くの観客を集め、サッカー人気を全国的に盛り上げる役割を担う。しかし、その陰で地域に根ざしたクラブが苦戦し、地元ファンとの信頼関係が揺らぐようでは、サッカー文化の持続的発展は望めない。 Jリーグと日本サッカー協会(JFA)が連携し、代表戦の開催地や日程を慎重に調整することで、地域クラブの存在意義を尊重しつつ、国内全体での発展を両立させる視点が求められる。全国規模のイベントと地域密着の活動が対立するのではなく、相互に補完し合う関係を築くことこそが、真にサッカーが根づいた国への一歩となるだろう。
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