「レアル・マドリードが衝撃、スター選手が「リバプール加入を約束」と有力筋が明かす」　　プレミアリーグのリバプールとラ・リーガのレアル・マドリードはこれまでも移籍市場で幾度となく競合してきた。両クラブは過去にも有力選手の争奪戦を繰り広げており、特に近年はマドリードが優位に立つ場面が多かった。MFオーレリアン・チュアメニが2022年に、MFジュード・ベリンガムが2023年にそれぞれマドリード入りを決断し、リバプールの補強計画は頓挫した。　UKメディア『Daily Mail』のリバプール担当記者ルイス・スティール氏は、プレミアリーグのクリスタル・パレスに所属するイングランド代表DFマルク・グエイがマドリードではなくリバプール加入を約束したと伝えた。　同氏によれば、パレスの主将であるグエイは、今2025年夏の移籍市場最終日にリバプール移籍が目前まで迫っていた。しかし、パレスが代役確保に失敗したため、取引は土壇場で中止されたようだ。　パレスはブライトンのDFイゴール・フリオをレンタルで獲得する計画を進めていたが、同選手が最終的にウェストハム・ユナイテッド移籍を選んだことで計画が破綻したとのことだ。　さらに、パレスのオリバー・グラスナー監督がグエイ放出なら辞任も辞さない姿勢を示し、クラブ上層部が売却を断念した経緯もあるようだ。　リバプールは今2025/26シーズン終了後にフリーでグエイを獲得することを最優先としており、2026年1月1日から他クラブがプレ契約を結べる中でも、正式契約が可能になる2026年夏まで待つ方針を固めていると同国メディア『TEAMtalk』は伝えた。　一方で、マンチェスター・ユナイテッドが高額契約を提示したとの報道もある。また、セリエAのインテルやブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンもグエイ陣営と接触しており、ラ・リーガのバルセロナも動向を注視しているようだ。