「トルコのガラタサライがメッシ獲得に向け「画期的な動き」、「驚き」の展開に」　　アメリカのメジャーリーグサッカー（MLS）のインテル・マイアミに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、再びヨーロッパの舞台に戻る可能性が浮上している。　メッシは2023年にリーグ・アンのパリ・サンジェルマン（PSG）からマイアミへ移籍し、84試合で74ゴールを挙げてきた。そんな中で、2026年に北米で開催されるFIFAワールドカップ（W杯）を見据え、短期間のヨーロッパ復帰が検討されているとUKメディア『Football365』が報じている。　トルコ1部シュペル・リグの強豪ガラタサライが、この動きをめぐって注目の中心となっている。同国メディア『Fotomac』によると、ガラタサライはマイアミに所属するメッシの4か月間のレンタル移籍に向けて「画期的な動き」、「驚き」の展開を見せたという。同報道では、MLSがW杯の影響で中断する期間を利用し、ガラタサライがメッシを短期的に獲得する構想を持っていると伝えている。　メッシはバルセロナで数々のタイトルを手にし、キャリアの晩年をアメリカで過ごしているが、その去就は常に注目の的となってきた。『Football365』によると、過去数か月の間に、セリエAのコモなど複数のクラブがメッシの獲得に関心を示したと伝えており、ヨーロッパ復帰の可能性は完全には消えていないのかもしれない。　一方で、同メディアによると、メッシは2022年のW杯カタール大会でアルゼンチンを優勝へ導いた経験を語り、同大会の栄冠を「サッカー選手としての究極の到達点」と表現しているとのことだ。　フロリダ州で行われたアメリカ・ビジネス・フォーラムの場で、メッシは「その瞬間（W杯優勝）の感情を言葉で説明するのは難しい。個人としても、家族としても、国全体にとっても特別なものだった」と話した。　今回のガラタサライによるメッシ獲得の試みの報道が事実であれば、ヨーロッパサッカー界に再び大きな波紋を広げることになるだろう。