「浦和レッズ、19歳中国代表MFに関心？川崎・セルティックと争奪戦か！元横浜FM監督が指導」　　中国1部の上海海港に所属する中国代表MFクアイ・ジーウェンに、浦和レッズが関心を寄せている模様。元横浜F・マリノス指揮官であるケヴィン・マスカット監督のもと成長著しい有望株を巡り、川崎フロンターレやスコットランド1部セルティックと争奪戦を繰り広げる可能性もあるとみられる。　ジーウェンの去就を巡っては、中国『163新聞』が10月27日に「上海海港の有望株であるジーウェンが、川崎とセルティックの補強リストに入った」と伝えていた。すると、『新浪財経』は11月はじめに「浦和もジーウェンの獲得に興味を示している」とリポート。ただ、現時点で交渉やオファーの有無は報じられていない。　19歳ながらも中国1部リーグ戦でコンスタントにプレーしているジーウェンについては、『163新聞』が以下のように評していた。　「彼は中国人選手の従来のイメージを覆している。筋肉隆々のフィジカルは持たないが、年齢以上の“サッカーIQ”を兼ね備えている。力任せに戦うのではなく、正確なパスと絶え間ない運動量で試合を支配するタイプだ」　「AFC U20アジアカップでは、4試合で2ゴール1アシストをマーク。その数字の裏には、チームの中核としてピッチ全体を見渡す視野と、勝負を決める一撃を放つ能力があった。特筆すべきは、中国1部での成長ぶりだ。「神童止まり」で終わるどころか、上海海港のケヴィン・マスカット監督のもとで急速に成長を遂げている。今季は17試合出場で5アシスト、デビュー間もない19歳としては驚異的な成績だ」　「川崎へ移籍するとなれば、アジアの頂点に立つ舞台に身を置くことになる。Jリーグのテクニカル志向のスタイルは中国1部リーグと大きく乖離しておらず、適応しやすい。さらにAFC主催大会常連の川崎では、安定した出場機会を得られる可能性が高く、若手にとって最も貴重な経験となるだろう」　なお、上海海港を率いるマスカット監督には、2025シーズン限りで契約満了により退任の可能性が報じられている。元横浜FM指揮官にくわえて、にわかに日本や欧州からの関心が取りざたされている19歳MFの去就にも注目が集まっている。