「上田綺世、小川航基の「自分のほうが優れている」発言に「そうなんですか？」」　　オランダ1部エールディビジのフェイエノールトが、11月2日に行われたフォレンダムをホームに迎えた1戦で3-1で勝利した。フェイエノールト所属の日本代表FW上田綺世が2ゴールを記録し、チームは勝点3を積み上げた。この結果、1日にフォルトゥナ・シッタートに5-2で勝利したPSVアイントホーフェンと勝点で並び、フェイエノールトは得失点差で首位の座を奪い返した。　オランダメディア『VoetbalPrimeur』によると、上田が日本代表でのライバル関係について語った。NECナイメヘン所属の日本代表FW小川航基が「自分のほうが上田より優れている」と発言したことを受け、上田はオランダ版『ESPN』の取材で「そうなんですか？」と笑みを浮かべて反応した。　上田は「小川は本当に良い選手だと思う。ただ、それは彼の意見だと思う。どちらが上かは分からないが、彼はとても良い選手だ」と冷静に答えた。　上田はフェイエノールトで結果を残しながら、日本代表でも中心的な存在となっている。上田は2026FIFAワールドカップ（W杯）で優勝を目指す日本代表の目標に強い意欲を示し、「チームは世界チャンピオンを目指しているし、自分もその一員でありたい」と同取材で語った。　さらに「前回のW杯ではあまり貢献できなかった。日本は優勝を目指しているので、今はそのために努力している」と続けた。　上田は日本代表としてこれまでに34試合に出場している。前回のW杯本大会では出場時間が45分間に限られたが、10月行われたキリンチャレンジカップのブラジル戦（3-2）とパラグアイ戦（2-2）ではともにゴールを決め、代表での存在感を高めている。今2025/26シーズンもエールディビジ得点ランキングで首位を走る上田は、クラブと代表の両方でその名を刻み続けている。