「マック・アリスターは衰えた？遠藤航をレギュラーとして信頼していない…」　　プレミアリーグのリバプールが来2026年夏の移籍市場で中盤の再編を計画しているようだ。アルネ・スロット監督が率いた昨2024/25シーズンにプレミアリーグを制覇したチームは、MFアレクシス・マック・アリスター、MFドミニク・ソボスライ、MFライアン・フラーフェンベルフ、日本代表MF遠藤航、その4人にMFカーティス・ジョーンズを加えた構成がタイトル獲得を支えた。しかし今2025/26シーズン、スカッドの中盤には明確な課題が生じている。　UKメディア『Anfield Watch』によると、遠藤はリバプールのファンから好かれているが、スロット監督は遠藤をチームのレギュラーとして継続的に起用することを信頼していない。また、ジョーンズとフラーフェンベルフには負傷やコンディションの問題が続いており、両者は今シーズンの複数試合を欠場している。そのためクラブは新たな選手の補強を検討しており、中盤の構成に変更が生じるだろうと伝えている。　同メディアは、マック・アリスターのパフォーマンス低下が最大の懸念であると指摘。アルゼンチン代表のマック・アリスターは昨シーズンのタイトル獲得時に比べ、今シーズンは長期間にわたり本来の水準を維持できていない。クラブとの契約は2028年まで残っているック・アリスターだが、移籍の可能性も否定は出来なさそうだ。　クラブは、明らかにパフォーマンスが落ちている選手と長期契約を結ぶよりも、放出を選択する方が妥当だと判断しているのではないかと同メディアは推測している。　一方、ラ・リーガのレアル・マドリードが同選手に関心を示しており、主任スカウトのジュニ・カラファト氏はすでに代理人との接触準備を進めているという。同クラブは1億ユーロ（約178億円）と報じられる移籍金の支払いに慎重な姿勢をみせつつ、来2026年夏の獲得を視野に入れて動いているとも。　同メディアは「マドリードのようなクラブからの連絡は誰の心も動かす」と伝え、マック・アリスターの決断が近づいているのではと推測している。　仮にリバプールが高額で同選手の売却に成功すれば、その資金を中盤の補強に充てることが可能だ。また、今夏に中盤を強化しなかったクラブの判断が現在の不安定なチーム状況を招いたとも同メディアは指摘している。