「アーセナル、上田綺世の同僚フェイエノールトDFに強い関心、市場価値は約35億円」　　プレミアリーグのアーセナルは、今2025/26シーズンの序盤戦で安定した戦いを続けている。クラブは現在、2位のマンチェスター・シティに6ポイント差をつけて首位に立ち、ピッチ全体で攻守のバランスを維持している。チームを率いるミケル・アルテタ監督は、守備陣のさらなる強化を目指して複数の選手をリストアップしているようだ。　UKメディア『Arsenal News』によると、アーセナルは日本代表のFW上田綺世が所属するオランダ1部エールディビジのフェイエノールトのDFジファイロ・リートに強い関心を示しているとのことだ。リートは19歳ながらトップチームでレギュラーとして出場を重ねている。　フェイエノールトは2023年にリートをアカデミーへ迎え入れ、その年のうちにトップチームへ昇格させた。同選手は安定した守備対応と積極的な攻撃参加を両立させ、オランダ国内で最も注目される若手DFの一人に成長している。　今シーズン、リートはロビン・ファン・ペルシー監督率いるフェイエノールトで13試合に出場し、1ゴール3アシストを記録。クラブはリーグ首位を走り続けており、リートの貢献度は高い。移籍情報サイト『Transfermarkt』によれば、リートの市場価値は約2,000万ユーロ（約35億5,000万円）とされている。　アルテタ監督は、DFベン・ホワイトのコンディション不良とパフォーマンス低下を考慮し、右サイドバックの層を厚くする必要性を感じている。今シーズン序盤に安定感を見せているDFユリエン・ティンバーに過度の負担がかからないよう、適切なバックアップを確保したい意向のようだ。　リートは攻撃的な姿勢と正確なクロス、そしてビルドアップに関与できる柔軟性が評価されている。アルテタ監督は同選手の特性が自身の戦術体系に合致すると見ており、今後の移籍市場での同行が注目されている。