「「セレッソ大阪にとって…」ヴィトール・ブエノ代理人が去就語る！移籍金5億円も不発」　　セレッソ大阪所属のブラジル人MFヴィトール・ブエノには、今季限りで退団する可能性が浮上。古巣復帰の有無を巡る一部報道で注目を集めるなか、代理人が同選手の去就を明かした。　ブエノの去就を巡っては、ブラジル『Canal Três Pontos』のジャーナリストであるチアゴ・マルケジーニ氏は12月8日に「彼はアトレチコ・パラナエンセ復帰を希望」と報道。C大阪側に引き留めの意思がないこともあわせて伝えていた。　一方、ブラジル『tretis』は11日に「アトレチコ・パラナエンセはブエノの再獲得に興味を示していない」とリポート。選手サイドが売り込む際にスタメン出場の保証を求めたことに対して、クラブ側が不満を抱いている可能性を伝えていた。　しかし、『tretis』のマテウス記者は12日にブエノの現状をアップデート。これによると、同選手の関係者は「彼がアトレチコ・パラナエンセへ復帰を求めることはない」と一部報道内容を否定した上で、こう語ったという。　「C大阪との契約は2026年末まで残っている。彼とC大阪にとって有利なオファーがあった場合にのみ復帰するだろう。アトレチコ・パラナエンセとは今でも良好な関係にある。（アトレチコ・パラナエンセを）退団する時も、本人や家族、クラブにとって良いオファーを受け取っていた」　2024年1月にアトレチコ・パラナエンセからC大阪へ完全移籍したブエノだが、来日1年目はJ1リーグ戦21試合の出場で3ゴール3アシストという結果に。今季も17試合の出場で3ゴールに終わり、ブラジル『Band』が報じた350万ドル（約5億円）という移籍金額に見合っていないとの見方もある。現時点で古巣復帰の可能性こそ低いとみられるが、今後他クラブからのオファー次第では今冬移籍を決断するケースも十分考えられる。