「フェイエノールト上田綺世が激白！「批判なんて…」蘭で2桁ゴール、移籍報道も」　　日本代表FW上田綺世は今やオランダ1部フェイエノールトの絶対的ストライカ－として活躍。DF渡辺剛とともにチームを引っ張る中、2024/25シーズン途中まで控えに甘んじ、現地で批判を浴びてきたことについて語っている。　オランダ『VI』で10月29日に掲載されたインタビュー記事によると、上田は「批判してきた人たちに仕返しをしてやろう、なんて気持ちはありません」と切り出すと、自身のメンタリティーについてこう語ったという。　「もしかしたら、それは日本の文化的な特徴なのかもしれませんし、単に僕自身の性格なのかもしれません。でも、誰が僕について何を言ったか、何を書いたかということを気にしたことは一度もないんです」　「（周囲から批判された時は、）いつも“自分に原因がある”と考えてきました。試合に出られずベンチに座っていたときは、（かつてフェイエノールトでポジション争いを繰り広げていた）サンティアゴ・ヒメネスのプレーを見ていました。『彼はなぜうまくいっているんだろう？』『彼の何がそんなに良いんだろう？』『自分のプレースタイルにどう活かせるだろう？』と。批判なんて気にするよりも、そうやって学ぶ方が僕にはずっと心地よかったんです」　上田は2024/25シーズン途中までベンチ要員だったものの、ロビン・ファン・ペルシ氏が監督に就任した2025年2月以降はスタメン出場の機会が増加。渡辺が2025年夏にKAAヘントから加入したこともあり、今季はここまでリーグ戦10試合の出場で11ゴールをマーク。オランダ1部リーグの得点王争いに絡んでいるが、その裏には批判を気にしない独自のメンタリティーがあるようだ。　なお、現地メディア『フットボール・トランスファーズ』が報じたところによると、上田にはエバートンなどオランダ国外の複数クラブが関心を寄せている模様。フェイエノールトとの契約は2028年6月まで残っており、移籍金は1040万ユーロ（約18億1,000万円）にのぼる可能性があるという。