「後藤啓介につづく海外移籍期待！ジュビロ磐田17歳・西岡健斗が“世界の有望株60人”入り」　　ジュビロ磐田所属のU17日本代表MF西岡健斗は、2025年夏にトップチームデビューを果たしたばかりだが、すでに海外から注目されるほどの逸材に成長。FW後藤啓介のように、磐田からの海外移籍も期待される。　英紙『ガーディアン』は10月14日、2025年の次世代リストを発表。全世界から有望株60名をクローズアップしているが、日本人からは唯一、西岡がランクイン。同選手のプレースタイルやジョン・ハッチンソン監督からの評価について、以下のように綴っている。　「西岡は6番（守備的MF）、8番（ボックス・トゥ・ボックス）、10番（攻撃的MF）と複数のポジションをこなせる“メトロノーム型”のミッドフィールダーだ。正確なパスワーク、優れたボールコントロール、そして高いボールキープ力を兼ね備えている」　「天皇杯でデビューした後、ジョン・ハッチンソン監督はこう語っていた。『16歳の選手があのようなプレーをするとは…最初の1時間は彼がピッチ上で最高の選手だったと思う』。日本では、これほど若い選手がトップチームの試合に出場することは極めてまれなことだ。監督は彼のパフォーマンスに感銘を受け、続くリーグ戦2試合でもベンチ入りさせた」　西岡は6月11日の天皇杯2回戦（対SC相模原）でデビュー。9月には「第27回国際ユースサッカーin新潟」に臨むU17日本代表に招集されるなど、有望株のひとりとして評価されている。　なお、磐田下部組織出身の選手では、後藤が2024年に海外挑戦。ベルギー1部アンデルレヒトへ移籍したが、トップチーム定着とはならず、2025年夏にベルギー1部シント=トロイデンVVへ期限付き移籍している。