「ヘンク伊東純也が日本代表招集外…三笘薫も不在で森保監督の構想は？」　　日本サッカー協会（JFA）は11月6日、キリンチャレンジカップ2025（対ガーナ代表、ボリビア代表）に臨む日本代表の招集メンバーを発表する予定だが、MF三笘薫（ブライトン）にくわえてFW伊東純也（ヘンク）を招集しない模様。一部ではMF平河悠（ブリストル・シティ）のメンバー入りが決定的と報じられている。　伊東は10月14日に行われたキリンチャレンジカップ2025のブラジル代表戦で右足首を負傷。本人はインスタグラムで「少し怪我をしてしまいました。なるべく早く戻れるように頑張ります！！」と報告していたが、以降は公式戦全試合でピッチに立っていない。　ベルギー『HBVL』が11月4日に伝えたところによると、同選手の復帰は代表ウィーク明けになる見込み。現時点のコンディションは、公式戦でプレー可能なレベルにまで回復していないことから、代表ウィーク期間中もベルギー国内でリハビリに専念するという。　日本代表のサイドアタッカーでは、伊東の他に三笘もコンディション不良による招集されない見込み。10月に代表復帰を果たしたMF相馬勇紀は、所属先の町田ゼルビアが天皇杯準決勝まで勝ち上がっているほか、森保一監督が準決勝進出4クラブから招集しない方針を明かしているだけに、今回はメンバーに名を連ねない。　主力の伊東と三笘を欠く今回の日本代表は、チームの攻撃バランスを大きく見直す必要に迫られる。実績ある選手の代わりに、新たに平河のような若手を抜擢することはリスクを伴う一方で、次世代への橋渡しとして貴重な機会でもある。森保監督にとって、今回の代表メンバー選考は単なる一時的な戦力調整ではなく、2026年のFIFAワールドカップ北中米大会へ向けたチームの底上げを図る試金石となるだろう。