「「酷い」とまで評された日本代表の鎌田大地、クリスタル・パレスでの生活に…」　　プレミアリーグのクリスタル・パレスが日本代表MF鎌田大地との契約延長交渉に向けて動き出しているようだ。鎌田は2024年7月にフリートランスファーでパレスへ加入した際に2年契約を結んでおり、その契約は2026年7月に満了予定となっている。　UKメディア『We Are Palace』によると、パレスは新フットボールディレクターのマット・ホッブス氏のもとで、鎌田の契約延長を優先課題の一つとして進めているとのことだ。　同氏はまた、オリバー・グラスナー監督との契約についても、2026年1月初旬までに合意を目指している。クラブは鎌田に対し、これまでの貢献に報いる形で新たな長期契約を提示する意向を示しており、今後のチームづくりにおいて鎌田を重要な存在として位置づけていると同メディアは伝えた。　同記事によると、鎌田はパレスでの生活に満足しており、チームにも完全に順応していると伝えている。クラブ関係者は、鎌田が昨2024/25シーズンの苦しいプレミアリーグデビューを乗り越え、今2025/26シーズンには同リーグに見事に順応していると評価している。　一方で、鎌田はパレスに移籍当初、厳しい批判にもさらされた。セリエAのラツィオで新契約を拒否してパレスを選んだ際、ローマの地元メディアから「酷い」とまで評され、パレスのファンからも懐疑的な声が上がった。　しかし現在では状況が一変している。鎌田は9月にクラブ月間最優秀選手に選出され、さらにプレミアリーグ月間最優秀選手候補にもノミネートされるなど、評価を大きく高めている。　鎌田はパレスでこれまでに公式戦52試合に出場し、2ゴール4アシストを記録。チームの攻撃面で確かな存在感を放っている。　今回の契約延長交渉がどのように進行していくのか、今後の動向に注目したい。