「チョン・ミンギ、広島残留の可能性は？「大迫敬介など…」Jリーグ移籍の裏側も告白」　　韓国1部・水原FCからサンフレッチェ広島へ期限付き移籍中のGKチョン・ミンギが、Jリーグ挑戦の理由を明かしたほか、日本での生活環境にも言及。日本代表GK大迫敬介とポジション争いを繰り広げる韓国人GKの去就に注目が集まる。　韓国『スポーツ東亜』で10月23日に掲載されたインタビュー記事によると、チョン・ミンギは21日に行われたAFCチャンピオンズリーグエリート（ACLE）蔚山HD戦後のインタビューに対応。広島移籍の裏側や大迫とのポジション争いについてこう語ったという。　「ビルドアップの能力を伸ばしたかったので、日本へ行きました。試合にはあまり出られていませんが、大迫など日本代表のチームメイトと高いレベルの練習ができて嬉しいですね。特にビルドアップの面では、これまで経験したことのないプレーを学んでいます」　異国の地でさらなるレベルアップを図っているチョン・ミンギだが、『スポーツ東亜』によると、同選手は2025年7月に結婚したとのこと。精神面での安定に繋がっているという。さらに本人は「新しいリーグでの経験は非常に貴重です。プレー面でも生活面でも、多くのことを学んでいます。日本に来て良かったと心から思っています」と語ったが、2025シーズン終了後の去就については明言を避けたとみられる。　チョン・ミンギのJリーグ挑戦は、単なる移籍にとどまらず、自身のプレーの幅を広げるための選択であることが分かる。ビルドアップ能力の向上や日本代表GKとの切磋琢磨を通じて、技術面での成長を追い求める一方、結婚による精神面の安定も彼のパフォーマンス向上に寄与している。　未知の環境での経験は、プレーのみならず人間的な成長にもつながるはず。2025シーズン終了後の去就は未定だが、広島残留以外の選択肢となればJリーグ他クラブ移籍という可能性も考えられる。