卵をどのようにして食べるといいか
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西田たかしでございます。
健康運動指導士、理学療法士、笑い療法士として皆さんの健康促進や生活の質の維持に関与する活動をしております。また、介護タクシードライバーを生業としています。
15回目の放送の本日のテーマは「卵をどのようにして食べるといいか」です。
これまでタンパク質の重要性を語ってきましたがでは完全食に近いタンパク質豊富な卵をどのように食べればいいのかを語っていきたいと思います。調理法もたくさんあって、おかずからスイーツまでどんなものにも変わってくれる卵なので食べ方にも色々とあります。
最善の方法は半熟卵の状態。ゆで卵であろうと、目玉焼きであろうと、オムレツ、スクランブルでも黄身が半熟の状態で食べるのがベストと言えます。黄身の部分が栄養豊富で熱が通ると分解される栄養素もあるので生に近い状態の黄身を食べるのが1番です。特にストレス下にある人、体調がいまいち悪い人、成長期の子供さん、深夜に小腹が空いた時など、半熟なので消化の負担も少なく栄養満点なのがいいですね。
次にダイエットしている人にはしっかり火を通した状態の卵料理。黄身までしっかり火の通った状態だと消化に時間を要して腹持ちがよくすぐにお腹が空いて何か食べたいということにならないのでダイエット向きですし、長時間お腹にあると脳が低血糖状態にならずに済むので仕事に集中できる利点もあります。
卵の栄養を余すところなく摂取したい場合は生卵がおすすめ。でも、腸が弱い方や貧血の方、体調が悪く抵抗力が弱い方にはお勧めできません。2歳未満の子供には生卵はダメ、という情報がありますが黄身の部分だけならば大丈夫。なぜなら白身の部分は黄身を守るためにゲル上でここで雑菌をブロックするから。菌がある可能性があるので火を通した方がいい、ということになるのです。
でも、日本は生食文化なので衛生管理も良く生の卵が危険ということはほぼありません。
海外ではサルモネラ菌が卵の殻に付着していてサルモネラ食中毒で最悪亡くなることもあるので、ホテルの朝食の卵料理ではどれくらい火を通すか時間を聞かれるのだとか、そこは自己責任で生に近い状態でも食べてね、ということらしいです。





