じゃあ卵は1日に何個まで食べて大丈夫か
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西田たかしでございます。
健康運動指導士、理学療法士、笑い療法士として皆さんの健康促進や生活の質の維持に関与する活動をしております。また、介護タクシードライバーを生業としています。
16回目の放送の本日のテーマは「じゃあ卵は1日に何個まで食べて大丈夫か」です。
昨日の配信では卵の調理法や食べる方法を語りましたが今日は個数について触れたいと思います。体重60kgの人が1日に必要とするタンパク質量は1000分の1の60gであるとお伝えしました。これを卵の個数に換算すると卵1個は大体タンパク質が6gはありますので、10個食べることになります。
この個数を聞いてコレステロールが!と瞬間的に思った人もいらっしゃるでしょう。それに該当する方は以前の放送のコレステロールの誤解を聞いてください。
肉が結構高額な日本としては安価で完全食で食べやすい卵は非常に重宝される食べ物であると思います。
1日10個食べてもコレステロールの値は上がらないどころか善玉コレステロールが増え、レシチンも摂取できます。これらは脳の神経伝達物質を作る元になるので脳機能がアップします。また、熟睡を促し、記憶を深め、ストレス改善にも役立ちます。
卵10個は多いよ、と感じる方は多いと思いますがオムレツやスクランブルにすると1食で3個なんて当たり前に使えるし、それに卵かけご飯にすればもう一食で4個の摂取になります。
まあ、10個食べられる人はそう多くないと思いますのでせめて毎食1個とおやつにゆで卵、これで1日4個は食べて欲しいものです。私は1日3個と夕食に豚か鶏肉を200gは食べております。
余談ですが、脳の神経伝達物質になるレシチンですが、卵と大豆にしかない栄養素で脳機能の改善、特に大豆レシチンは短期記憶に、卵レシチンは長期記憶の向上を促してくれるので認知症予防に役立ちます。
そして、大豆はイソフラボンという栄養素もあり、女性ホルモンのエストロゲンの役割を果たします。エストロゲンは女性にとって骨粗鬆症とアルツハイマー予防になり、男性には前立腺がんの予防に役立つのです。
ますます、卵のと大豆の素晴らしさがわかりますね。





