ダイエットは目標とする体重や体型になってからがスタート
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西田たかしでございます。
健康運動指導士、理学療法士、笑い療法士として皆さんの健康促進や生活の質の維持に関与する活動をしております。また、介護タクシードライバーを生業としています。
10回目の放送の本日のテーマは「ダイエットは目標とする体重や体型になってからがスタート」です。
日本でダイエットと言えば「体重を減らすこと」と考える人は少なくないと思います。海外に出るとこの考えは間違いで体重を減らす=不健康になる、と考える人は多いです。そもそもダイエットとは規程食と言う意味で、体に必要な食事をすることを意味し、しっかりとした健康体になることを指します。
しっかりした健康体は贅肉を落とすことも含まれるので体重を減らすことにもなるのですが、日本の場合はとにかくどんな手段を取ってでも体重を落とせばいいと言う考えの方が強い気がします。これでは体に大きな負担となり健康を損なうことが多いです。
例えば、バナナダイエットとかトマトダイエットとか、これしか食べないダイエットは栄養が偏りすぎで痩せたとしてもそれを長く続けられないので元の食事に戻すとすぐに体重は戻るかさらに太ります。
量を減らすカロリー制限ダイエットや菜食主義ダイエットも同じですね。長くは続かないので食事を元に戻すとリバウンドをして体重は元に戻ります。戻るだけならばいいですが、たんぱく質が足りなさすぎて体がタンパク質を分解してエネルギーを作り出すこともあるので、筋肉量が減っていて逆に不健康に太ることも少なくありません。
ダイエットには関係ないですが、風邪を引いた時などのウィルス感染の場合、熱を出してこのウィルスを退治して解熱するのが体の機能なのですけどそれを知らずに解熱のためにすぐに薬を飲む人がいますがこれは間違い。
まして、タンパク質からウィルス抗体を作るのにタンパク質を積極的に摂らない場合は抗体を作ることができず免疫力の弱い体となってしまい感染しやすい体になります。
今の体を変えたくてダイエットをするのですから目標となる体重や体型になったらそれからが本番。
いかに継続してそれを維持するか、です。体重や体型になり第一段階の目標を達成してそこから元の食事に戻すと体型が崩れ体重は増えるのは当たり前です。今までの食事が皆さんを作ったのですから。
したがって継続しやすい内容と身体に必要な栄養素を学んだ上で長期目線で実践していくのがダイエットです。
タンパク質ファーストで毎日4個の卵と200gの豚肉、時折チーズや魚と大豆、これらを主食に緑黄色野菜や発酵食品を摂りいいれて炭水化物は嗜む程度、これができれば体重も体型も維持できます。
手前味噌ですが私は8年かけてようやく自分に合った方法を見つけて継続しているので体重も高校生の時と同じ、鍛え始めたので筋肉がついていい感じの体に変身しつつあります。




