動脈硬化とコレステロールの関係
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西田たかしでございます。
健康運動指導士、理学療法士、笑い療法士として皆さんの健康促進や生活の質の維持に関与する活動をしております。また、介護タクシードライバーを生業としています。
6回目の放送の本日のテーマは「動脈硬化とコレステロールの関係」です。
高コレステロールだから動脈硬化になり心筋梗塞や脳卒中になる、というのが今の医療界では定説です。
確かに全くの無関係ではありません。でもこれでは片手落ち。コレステロール運搬の役割を果たすLDL、俗にいう悪玉コレステロールが酸化して悪の中の本当の悪の権化になった時に動脈硬化と関係が出てくるのです。
だから、コレステロールを酸化させなければ良い訳です、人は生きている限り活性酸素を作り出しているので全く酸化させないことは不可能ですが、ビタミンC,E,Aでかなりの酸化を防ぐことができます。
医者の治療ではこうコレステロール=薬で下げる、なのですけどこれをするとコエンザイムQ10という心臓にとってのエネルギーが減ってしまい、老化を進めてしまいますし活力に欠けて鬱傾向になったり、ひどい時はコレステロールが足りなくて病気になりやすくなり、治りにくくなり、挙げ句の果てに鬱で自殺ということも少なくありません。
したがって無闇にコレステロールを下げる必要がないのです。
LDLのコレステロールが高くて中性脂肪も高い場合は動脈硬化や心臓病・脳卒中のリスクは高まる、と覚えておいてください。
最近の研究ではコレステロール値が低い人の方が短命でそうコレステロール値が240前後ある人の方が長命であるともわかってきています。理由はコレステロール値が高い方がNK細胞の活性化が促されるから免疫力も上がるわけです。
また、知的レベルにも関係することがわかっておりそこそこコレステロールがないと頭の回転は悪くなり、まして妊婦さんの観点で見ると妊娠前期より中期、中期より出産直前とコレステロール値が上がると判明しつまりは胎児の成長にもコレステロールが欠かせないとわかってきています。
コレステロール=悪、という考えを改めたい物ですね。




