年齢別の必要タンパク質量、前編

年齢別の必要タンパク質量、前編

Update: 2025-12-01
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西田たかしでございます。

健康運動指導士、理学療法士、笑い療法士として皆さんの健康促進や生活の質の維持に関与する活動をしております。また、介護タクシードライバーを生業としています。


7回目の放送の本日のテーマは「年齢別の必要タンパク質量、前編」です。


以前の放送で1日の必要タンパク質量は体重の1000分の1とお伝えしましたが、それは成人の話です。

年代別で必要タンパク質量というのは異なります。


例えば、生まれたての赤ちゃんから3歳ごろまでは体重の200分の1から150分の1くらい。10g~20gは必要です。赤ちゃんは2年で体重が倍くらいになるまで成長します。十分にタンパク質がないと成長できないわけではないですけど十分なタンパク質がないと成長が偏った方向に行きかねません。


4歳から8歳になると歩き始めて駆け足もできるようになります。活動量が極端に増える時期ですのでこの時は更にタンパク質が必要となり、40g、体重の500分の1は最低でも必要です。寝ている時に分泌される成長ホルモンもタンパク質量に左右されるので意識した方がいいです。


9歳から12歳ごろは12歳で脳は完成すると言われており、生まれてから12歳になるまでは非常に重要な時期です。

この時期にスナック菓子や菓子パンで食事を済ますようなことがあればお子さんの将来に関わると言ってもいいでしょう。40gから50g、体重60kgの大人並みにタンパク質を摂ることが推奨されます。


13歳から20歳は第二次性徴期で性機能をはじめ女性は女性らしい体に、男性は男性らしく成長していきますのでやはり大人並み、それ以上にタンパク質が必要です。また人間関係や受験のための勉強、自分の未来への不安などストレスも感じ始める時期なのでそれに打ち勝つためのストレスホルモンであるコルチゾールを作るためタンパク質が重要です。


こう見ると子供だから少なくていい、なんてことはないのですね。人が生きていく上ではタンパク質は重要とわかってもらえましたでしょうか。


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西田たかし