Discoverレキオの中文道場中国語の四声がスラスラ発音できるようになる方法
中国語の四声がスラスラ発音できるようになる方法

中国語の四声がスラスラ発音できるようになる方法

Update: 2019-04-13
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中国語の声調がうまく発音できない…。どうやったら覚えられるの?





そんな悩みを抱えているあなたに、声調を身につけるために実践した方法をご紹介します。





この記事を読めば、声調をマスターするポイントがつかめますよ。









四声の「音」をいかにして覚えるか





中国語を発音する上で無視できないのが「声調」です。





4つの独特のイントネーションを使い分けることから「四声」ともいわれますね。





中国語の単語には、それぞれ決まった声調があり、正しく読まないと別の意味の言葉になってしまいます。





声調をマスターするためには、この4つの「音」をしっかりと覚えて、正しく発音できるようにならなくてはいけません。





レキオ


僕も中国語を始めた頃はまったく声調が覚えられませんでした…





しかし、試行錯誤を繰り返した末、ようやく声調を効率的に身につけられる練習法を発見したのです。その内容を紹介したいと思います。





たった1つの単語を覚えるだけで、声調マスターの道は開ける





ポイントはただ一つ、最初に気になる発音の言葉を1つ選ぶことです!





僕の場合、最初に気になったのは国家(guójiā)という言葉でした。





別に国そのものに興味があるわけじゃないですよ(笑)





そうではなくて、 guójiā という発音が、なぜか耳に残ったんです。





音声も用意したので、ちょっと聞いてみてください。





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なんか日本語にはないイントネーションで、面白くないですか?





この「guójiā」という響きが妙に頭に残った僕は、何度も口に出して、正しく発音できるように練習しました。





すると、あることに気づいたのです。それは、





レキオ


「二声+一声」の単語は、全部「guójiā」と同じイントネーションで言えばいいんだ!





という事実です。





「なんだ、そんなことか」と思うかもしれませんが、中国語の知識がまったくない状態から始めると、こうした些細なことさえ大発見に思えるものなんですね。





僕は「国家」と同じイントネーションの単語を次々と音読していきました。例えば时间(shíjiān)、明天(míngtiān)、研究(yánjiū)などです。





この練習を続けることで、僕は完全に「二声+一声」のイントネーションを覚えることに成功しました。





これは大いなる第一歩です。なぜなら、この後は「二声+一声」を軸に、別の声調パターンの単語も覚えていけばいいからです。





「知っている発音」だから簡単に覚えていける





次に言えるようになったのは「一声+一声」「二声+二声」の単語です。





それぞれの声調パターンの単語を音読し、イントネーションを口・耳・頭に覚え込ませていきます。





「覚え込ませる」と言っても、一声は「国家」の「家」、二声は「国家」の 「国」と同じイントネーションで読めばいいだけです。





これらは、すでに知っているイントネーションですから、精神的には気楽です。





次は最初に覚えた「二声+一声」をひっくり返して、「一声+二声」が言えるように練習します。





この時点になると、すでに「一声」と「二声」の音は理解できているので、それほど苦労することなく発音できるようになっていました。





プラス1単語で声調は全部言えるようになる





次なるターゲットは「三声」と「四声」です。





これも同じように「三声+四声」の組み合わせの言葉の中から、自分にとって印象の残りやすい発音の言葉を探します。





僕がチョイスしたのは感冒(gǎnmào)でした。





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理由は特にありません。強いて言うなら、関西人がちょっと嫌そうに「なんでや」といっている時のイントネーションに似ているなと思ったからです。





チョイスする言葉は、これぐらいテキトーに、自分の感覚で選んだ方が後々うまくいくと思います。





そんな感じで、「感冒」の音を基準にしつつ「三声+四声」の単語を音読します。





それができたら、先ほどと同じように「三声+三声」「四声+四声」「四声+三声」の単語に練習範囲を広げます。





これで、ひとまず「一声」から「四声」までの4つの声調を言えるようになりました。





あとは、残りの組み合わせのパターンを練習していけば、どんどん滑らかに声調の発音ができるようになります。





僕自身、最初は「難しすぎる!」と思っていた中国語の声調ですが、今ではまったく無意識に発音できるようになっています。





練習を重ねれば「こんなもんだっけ?」と思える日が必ず来るので、あきらめずに頑張ってくださいね。





声調をマスターするためのオススメ書籍










今回、紹介した練習方法の大いなる助けとなってくれるテキストが「紹文周の中国語発音完全マスター」です。





声調パターンごとに単語が収録されているページがあるので、効率的に発音を覚えていくことができます。付属のCDで正しい発音を聞きながら、ネイティブなみのイントネーションをぜひ身につけてください。

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