J3八戸戦で中指立てる侮辱行為…北九州サポ団体関係者から人物特定への反対意見も
Update: 2025-11-02
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「J3八戸戦で中指立てる侮辱行為…北九州サポ団体関係者から人物特定への反対意見も」  明治安田J3リーグ第34節のヴァンラーレ八戸対ギラヴァンツ北九州が11月2日、青森県のプライフーズスタジアムで開催。北九州が2-1で勝利したが、MF高橋大悟(北九州)の先制ゴール直後における一部観客の侮辱行為が話題になっているほか、人物の特定行為に対する否定的な意見が挙がっている。 高橋は後半13分に先制ゴールを挙げているが、Xでは同選手のもとへ駆け寄る北九州所属選手の様子を捉えた画像が拡散。ゴールを奪った同選手と喜びを分かち合うチームメイトの姿が話題になった一方、その奥では観客1名がピッチに向かって中指を立てている。 八戸が定める試合運営管理規定によると、「人種、肌の色、性別、言語、宗教、政治または出自等に関する差別的あるいは侮辱的な発言または行為をすること」「公序良俗に反する発言又は行為をすること」が第5条で禁止行為として定められている。中指を立てることは一般的に侮辱行為に該当する行為として認識されている。 ただ一方で、一般観客の特定可能である画像がネット上で拡散されたことを巡って議論が白熱する可能性も。北九州のサポーター団体『ULTRAS SUNBURST』の関係者はXで、人物が特定可能な拡散をやめるよう求めた上で、クラブに直接連絡するよう求めている。 今回の一件は、スポーツが持つ熱狂の裏で、観客一人ひとりの行動責任と社会的リテラシーが問われる出来事となった。侮辱的な行為は決して許されるものではないが、その是正を求める過程で新たな誹謗や個人攻撃が生まれては本末転倒だ。感情が高ぶる現場だからこそ、冷静な対応と適切な報告ルートの整備が求められる。
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