「アーセナルの2選手が練習を欠席、一方でカイ・ハフェルツの復帰に明るい兆し」　　プレミアリーグのアーセナルに所属するドイツ代表MFカイ・ハフェルツの回復が順調に進んでいるようだ。一方で、2人の主力選手が新たに練習を欠席した。　ハフェルツは膝の手術を受けてから約2か月間離脱しており、2025/26シーズンの出場は開幕戦のマンチェスター・ユナイテッド戦で途中出場した31分間のみとなっている。　アーセナルのミケル・アルテタ監督は復帰時期について明言を避けているが9月下旬にはさまざまなメディアを通じて、「ハフェルツは数か月は離脱するだろう。数週間で戻れるかはわからない……彼の存在を本当に恋しく感じている」と語っていた。　11月のインターナショナルブレイク前、アーセナルは3試合を予定しており、今後12日間で4試合が組まれている。　その後の中断期間明けにはトッテナム・ホットスパーとのノースロンドンダービーが控えており、UKメディア『football.london』によると、この試合がハフェルツの復帰候補と見られているものの、それ以前のクリスタル・パレス、ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン、バーンリー戦でのベンチ入りの可能性も残されていると報道。　一方、気になる情報として、10月16日のトレーニングにスペイン代表MFマルティン・スビメンディとDFベン・ホワイトの2人が姿を見せなかったと同メディアは伝えている。　ホワイトはトレーニングを完全に欠席し、スビメンディはスポーツディレクターのアンドレア・ベルタ氏と並んでピッチ脇で見学していたとのことだ。両者に故障の兆候がある場合、過密日程を控えるチームにとっては懸念材料となる。　アーセナルはすでにMFマルティン・ウーデゴール、FWガブリエウ・ジェズス、MFノニー・マドゥエケ、そしてハフェルツを欠いており、この4人はいずれも10月中の復帰が見込まれていない。　その一方で、DFピエロ・インカピエが鼠径部の問題から回復し、19日のフラム戦前にチーム練習へ復帰したことはアルテタ監督にとって数少ない朗報となった。