多くの人が抱く日本人のイメージとはちょっと違う、日本代表の板倉滉、オープンな性格
Update: 2025-10-17
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「多くの人が抱く日本人のイメージとはちょっと違う、日本代表の板倉滉、オープンな性格」 オランダ1部エールディビジのアヤックス・アムステルダムへ今2025年夏に加入した日本代表DF板倉滉が、新たな環境への適応や守備への考え方について語った。欧州の舞台で実績を積み重ねてきた板倉は、異国の地でも自らのスタイルを崩さず、確かな手応えを感じているようだ。 オランダメディア『Ajax Life』によるインタビューで、板倉は「自分はオープンな性格」だと語り、「多くの人が抱く日本人のイメージとは少し違う」と話した。アムステルダムでの生活に早く馴染むため、「すぐに自転車を買った」と明かし、新天地でも積極的に人との関係づくりに取り組んでいることをうかがわせた。 板倉はこれまで所属したクラブでも良好な関係を築いてきたと述べ、「自分は“半分日本人で半分ヨーロッパ人”のような感覚を持っている」と語るなど、異文化の中で柔軟に順応する姿勢をみせた。 エールディビジのフローニンゲンで2019年に欧州でのキャリアをスタートさせた板倉は、その後ドイツに移り、ブンデスリーガ2部のシャルケ04(2021-2022)、続いてブンデスリーガのボルシア・メンヒェングラートバッハ(2022-2025)でプレーした。 板倉はドイツでの経験について「精神的にも肉体的にも強くなれた」と振り返り、「世界でも屈指のリーグで3年間、多くの試合に出場できたのは非常に満足のいく経験だった」と語った。 同インタビューで守備について問われると、板倉は「守備の本質は準備にある」と明言。タイミングや対人の強さ以上に、試合状況を正確に読み取ることの重要性を強調した。「自分の強みと弱点を理解し、相手との違いを把握しておくことが大切。もし相手よりスピードやフィジカルで劣るなら、それを前提に動かないといけない」と語っている。試合中は周囲の動きや相手の特徴を常に観察し、より良い準備を重ねることが勝敗を左右すると分析した。 世界最高のディフェンダーについて問われると、板倉は迷うことなく「プレミアリーグのリバプール主将のフィルジル・ファン・ダイク」と答えたようだ。その一言に、板倉の中にある理想のディフェンダー像が垣間見える。
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