「浦和レッズ安部裕葵が復帰？スコルジャ監督が注目発言！退団の可能性も」　　浦和レッズ所属MF安部裕葵は、浦和移籍後の公式戦初出場に迫っている模様。10月18日に横浜F・マリノス戦を控えるなか、マチェイ・スコルジャ監督の一部コメントが話題を呼んでいるが、一方で今季限りで退団の可能性も考えられる。　現在26歳の安部は、2023年夏に浦和へ加入して以降、度重なる負傷により公式戦での出場がない状況。今季もここまで出番が無いものの、7月中旬にはトレーニング中にDFダニーロ・ボザと1対1で対峙。9月末には全体トレーニングでボールホルダーに対して積極的にプレスを仕掛けるなど、強度の高いプレーを見せている。　クラブ公式サイトによると、スコルジャ監督は10月16日の会見で安部が復帰する可能性に言及。同選手のコンディション管理について「スタッフ全員で特別なケアをしています」と切り出すと、「ここ最近2ヵ月でも安部裕葵が公式戦に近づいている状況だと思えたことが2度ほどありましたが、いずれもリスクを回避しました。しかし、年末までに裕葵がピッチに立ってリーグを戦うことを私は確信しています」とコメント。年内の復帰を明言したという。　浦和は安部との契約内容を公表していない。ただ、4年以上公式戦でプレーしていないだけに、今季終了後に放出する可能性は十分考えられるところ。他クラブが移籍金を支払って獲得する可能性は低いとみられるだけに、契約満了のタイミングに注目が集まる。　なお、安部は2019年7月に鹿島アントラーズからバルセロナBチームへ完全移籍。加入当初は出場機会を得ていたが、2020年2月以降は右ハムストリング筋断裂など大怪我で苦しみ、公式戦ほぼ全試合でベンチ外に。結局、2022/23シーズン限りで契約満了となり、不本意な形で海外挑戦を終えていた。