「フォレスト、元横浜FMのポステコグルー監督解任、後任として驚きの候補が浮上」　　プレミアリーグのノッティンガム・フォレストが指揮官交代を決断した。10月18日のチェルシー戦で0-3の完敗を受けて、クラブはわずか就任39日でアンジェ・ポステコグルー監督を解任した。試合終了から18分後という異例のタイミングでの発表に、関係者やファンの間では驚きと落胆の声が広がった。　UKメディア『Telegraph』などによると、フォレストはチェルシーに敗れた後、オーナーのエバンゲロス・マリナキス氏がポステコグルー監督の解任を決断したという。ポステコグルー監督はかつてJリーグの横浜F・マリノスを率い、セルティックでも成功を収めたが、プレミアリーグでは短期間で職を追われる結果となった。プレミアリーグ史上2番目に短い在任期間とされ、わずか39日での退任となった。　後任候補として複数の名前が挙がる中、特に注目を集めているのが元イタリア代表指揮官のロベルト・マンチーニ監督だ。同監督は2011/12シーズンにプレミアリーグのマンチェスター・シティを率いてリーグ優勝を果たした指揮官であり、同メディアのジェイソン・バート記者は「現実的な後任候補」と報じている。　マンチーニ監督はイタリア代表を率いてユーロ2020で優勝した後、サウジアラビア代表監督を務めており、クラブチームでの指揮は2018年のロシア1部のゼニト・サンクトペテルブルク以来となる。　また、スコティッシュ・プレミアシップのセルティックのブレンダン・ロジャーズ監督もフォレストの新監督候補として名前が取り沙汰されている。ロジャーズ監督は今2025/26シーズン末で契約満了を迎える予定で、クラブ上層部との関係も冷え込んでいるとされる。しかし、現時点でフォレストのマリナキス氏がロジャーズ監督招聘を検討しているという新たな報道は出ていない。